腸腰筋は「強ければいい」?しなやかに働く腸腰筋を育てる

「腸腰筋を鍛えましょう」通年、よく聞く言葉ですよね。

腸腰筋は、歩く、階段を上る、脚を持ち上げるなど、私たちの日常の動きにも関わる大切な筋肉です。だから、強くしておくことはもちろん大切。

でも、腸腰筋は、強ければ強いほどいいのでしょうか?
私は、それはそんなに単純ではないと思っています。
大切なのは、ただ「強い」ことではなく、

必要なときにはしっかり働く。
必要がなくなったら緩む。
動きの中で長さを変えられる。
他の筋肉と協調して働く。
そんな、しなやかに働ける腸腰筋です。

腸腰筋は、人によって状態が違います

例えば、

・運動が得意で、ポーズの形はすぐできるけれど、股関節の前がいつも硬い
・柔らかいけれど、脚を動かすと骨盤まで一緒に動いてしまう
・脚を持ち上げる力が弱い
・脚を動かすときに、腸腰筋ではなく腰や骨盤で代償してしまう
など。

同じ「腸腰筋」でも、身体の状態や使い方は人それぞれです
「硬いからストレッチ」
「弱いから筋トレ」と、全員に同じことをすればいいわけではありません。

その人がどのように身体を使っているのかを見ながら、必要なアプローチを選ぶことが大切です。

でも、全員に共通して大切なことがあります

それは、

腸腰筋だけに頑張らせないこと。

呼吸をしながら骨盤の位置を感じ、股関節を小さく動かしてみる。
そして、臀部やハムストリングス、腹部など、周りの筋肉とも協調して動いていく。大きく動くことや、脚を高く上げることより、
「自分でコントロールできる範囲で、丁寧に動く」
ことを大切にしてみてください。

10月から、タイプ別にやっていきます

10月からは、腸腰筋をテーマに、もう少し詳しく身体を動かしていきます。硬くなりやすい人。
力が入りすぎてしまう人。
柔らかいけれど使いにくい人。
筋力をつけたい人。
腰や骨盤で代償してしまう人。
それぞれに必要なアプローチは少しずつ違います。
「腸腰筋を鍛える」という一つの方法ではなく、
自分の身体には何が必要なのか?
そこを一緒に探していきましょう。

それまでは、この基本を

10月までの間は、まず全員に共通する土台づくりをしておきましょう。

① 呼吸
② 骨盤をニュートラルにする
③ ヒールスライドなど、小さな股関節の動き
④ 臀部・ハムストリングスも使う
⑤ 無理のない範囲で股関節を伸ばす
大きく動かす必要はありません。
「腰を動かさずに、股関節から脚が動いているかな?」
そんなふうに、自分の身体を感じながら行ってみてください。
毎日少しずつで十分です。

腸腰筋は、
「強ければいい」でも、
「柔らかければいい」でもありません。

必要なときにはしっかり働き、
必要のないときには緩む。
そして、周りの筋肉と協調しながら、
動きに合わせてしなやかに働く。

そんな腸腰筋を目指していきましょう。

10月から、一緒にやっていきましょう♪

Miwako Yoga | Studio Banana
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