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【否定語より肯定語を使おう】自分を強くする言葉の使い方

Madoyaca代表の宇佐美円香です。

私はスポーツメンタルトレーニングを事業の1つにしており、ソフトテニス競技を中心に全国の小学生から大人まで指導させていただいています。
また社会人大学院生として、スポーツメンタルトレーニングの専門家になるためにスポーツ心理学を研究中でもあります。

この記事では、否定語と肯定語について一般的な話をしていこうと思います。


言葉には力がある


みなさんは、普段どんな言葉を自分にかけていますか?
「どうせ無理」「また失敗するかも」そんなふうに思ったことはありませんか?
スポーツでも勉強でも、人間関係でも、「言葉」は心にとても大きな影響を与えます。

「否定語」と「肯定語」という2つのタイプの言葉についてくわしく説明しながら、前向きな気持ちを育てるコツをお話しします。

否定語とは?気持ちを落ちこませる言葉

まず、「否定語」とはどんな言葉のことを指すのでしょうか。

たとえばこんな言葉です。

  • 「失敗しないようにしよう」

  • 「緊張しちゃダメだ」

  • 「こんなプレーしちゃダメだ」

いずれも“してはいけない”ことを伝える言葉です。よく使ってしまいがちですが、実はこのような言葉は、脳や心に悪い影響を与えることがあるのです。

否定語が生むイメージのワナ

人の脳は、否定の言葉をそのまま受け止めるのが苦手です。

たとえば「ピンクの象を思い浮かべないでください」と言われると、逆にピンクの象が頭に浮かんでしまいませんか?
同じように「失敗しないように」と考えると、頭の中には「失敗」のイメージが強く残ってしまうのです。

つまり、否定語を使えば使うほど、自分が避けたいと思っていることを無意識にイメージしてしまう。それがプレッシャーや不安を生んでしまうのです。

肯定語とは?前向きなイメージをつくる言葉

「肯定語」は、自分が「こうしたい」と思っていることを、そのまま言葉にする表現です。

たとえば:

  • 「丁寧にプレーする」

  • 「落ち着いて試合にのぞむ」

  • 「リラックスしてサーブを打つ」

このような言葉は、脳に良いイメージを届けることができます。プレー中も気持ちが前向きになり、自信を持って取り組めるようになるのです。

肯定語を使うと集中力がアップする

実際に、スポーツ心理学の研究でも、肯定的な言葉を使ってイメージトレーニングをする選手は、集中力が高まり、パフォーマンスも上がることがわかっています。

逆に、「失敗しないように」と考える選手よりも、「うまくやろう」「自分の力を出しきろう」と前向きに考える選手の方が、本番でも実力を発揮しやすいのです。

チームの中でも肯定語は効果的

スポーツは、ひとりでやるものではなく、仲間と協力することも多いですね。そんなとき、チームの中で使われる言葉にも注意したいものです。

たとえば:

  • 「なんでできないんだよ」

  • 「それミスじゃん」

こうした言葉は、相手の心を傷つけ、やる気をなくさせてしまいます。

声かけひとつでチームの空気が変わる

代わりにこんな声かけを意識してみましょう。

  • 「ナイスチャレンジ!」

  • 「次はきっとうまくいくよ」

  • 「思い切っていこう」

たったひとことで、チームの雰囲気はぐっと明るくなります。みんなが力を出しやすくなり、自然とよい流れも生まれてくるのです。

否定語を肯定語に変える練習方法

では、実際にどんなふうに言葉を変えていけばよいのでしょうか?
ここでは3つの簡単なステップをご紹介します。

1. 否定語を見つける

まずは、自分が普段どんな言葉を使っているかに気づくことが大切です。試合前、練習中、テスト勉強中、そのときに出てくる「心の声」を観察してみましょう。

「またミスするかも」
「自信がない」
「うまくいかない気がする」

こんな言葉が出てきたら、それは“否定語”です。

2. 「どうしたいのか?」を問いかける

否定語に気づいたら、すぐに「自分はどうなりたいのか?」を考えてみてください。すると、次のような言葉が見つかります。

「集中して取り組みたい」
「堂々とプレーしたい」
「楽しんでやりたい」

これらはすべて“肯定語”です。未来の自分の姿を思い描くような言葉ですね。

3. 肯定語をくり返し使う

そして最後に、その肯定語を自分に何度も声かけしてあげましょう。声に出してもいいですし、ノートに書いておくのもおすすめです。

くり返すことで、その言葉は自分の中に定着していきます。やがて自然と前向きな気持ちで行動できるようになります。

言葉を変えれば心が変わる

言葉は、自分を変える大きなきっかけになります。
とくにスポーツのような本番勝負の場面では、どんな言葉を自分にかけるかが、結果を左右することもあります。

  • 否定語はなるべく使わない

  • 肯定語を意識して使う

  • チームの仲間にも前向きな声かけをする

これを意識するだけで、自分の気持ちはずっと安定し、自信を持ってプレーや勉強に取り組めるようになります。

今日からぜひ、使う言葉を少しずつ変えてみてください。
それが、心を強くする第一歩になります。


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