私はニワトリ🐔なのかもしれない
にわとりってさ、生まれてきて、卵を産んで、たまごを産まなくなったら処分されちゃうじゃない?
人間の目的はたまご。
たまごが欲しいから、にわとりを生かしてあげてる。
人間とにわとりの関係。
それは宇宙人(?)と私の関係に似てるわ。
私最近思うのよ。
私は歌製造機なんじゃないかって。
「歌製造機ってなに?」って思うわよね。
説明するわね。
宇宙人だか神様だか、
なんだか知らないけど、
そういう存在がいたとして。
「それ」は歌が欲しいのね。
人間が、たまごをほしがるみたいに、
「それ」は歌をほしがってる。
歌はすごいわ。
人間の気持ちを昇華するから。
昇華して、すばらしいものに変えてしまうから。
歌はすごいのよ。
苦しみや憎しみ、悲しみ、孤独、憧れ、叶わぬ恋、傲慢さ、醜さ、一途な気持ち、死にたい気持ち、誰かを愛すること、好き、嫌い、怒り、寂しさ。
それらの気持ちはどうしようもないわ。
ほんとうにどうしようもない。
そのどうしようもないものを歌にしたら、
昇華して、おいしく食べられるようになるのよ。
私の歌はどれもおいしいわ。
それはきっと、人間だけじゃなくて「それ(宇宙人とか神みたいな存在)」が、おいしく食べてるんだって思ったの。
そして「それ」は、
私が歌をつくるために、
そのために、
私にヘンテコな経験をさせてると思うの。
めずらしいエサを与えてくれてると思うの。
常識では考えられない経験。
ありえない経験。
巨万の富が手に入るかと見せかけて手に入らない、そんな挫折。
大切な家族とのおわかれ。
それ以外の、私の人生における数々の出来事。
きっと「それ」がわたしのために用意をして、
その経験から、わたしにたまご(歌)を産ませて、
それを食べて(きいて)喜んでいるんだわ。
今日はそういう妄想をしたの。
妄想よ、妄想。
でね、それでね、
妄想なんだけど、私、
にわとりの気持ちがわかったような気がしたの。
みんな、にわとりのこと「かわいそう」って思ってるじゃない?
殺されるために生まれてきた。
肉とたまごになって、食べられるために生まれてきた。
かわいそう。
そう思うじゃない?
私は「ちがう」って思ったのよ。
私ももしかしたら、歌を作るためだけにここにいるのかもしれない。
生んだ歌を、取り上げられる。やがて歌を産めなくなったら殺される。
そういう存在なのかもしれない。
それでもね。
いろんな経験。
それは私のたからものなの。
嘘でもいい。
なんでもいい。
報われなくてもいい。
会えなくてもいい。
あなたに出逢えたこと。
そして、いろんな会話を交わしたこと。
あなたと笑い合ったこと。
あなたとすれ違ったこと。
悲しかったり苦しかったりしたこと。
なんどもなんどもあなたと出会って、
そのたびにお別れしてきたこと。
あなたのかわいい声。
あなたが私を愛してくれること。
ウソかもしれない。
宇宙人が用意したウソかもしれない。
それでもそれは、
私のたからものなの。
こんな素敵なものをもらえるのならおれは、
いくらでもたまごを産む。いくらでも歌を作る。
歌をつくるから、もっとくれ。
もっともっと!!
彼女を。
彼女とのエピソードを。
思い出を。不思議を。運命を。
ホッとする気持ちを。
くれ。
そう思うんだよ。
くれよ。
にわとりも案外、そーなんじゃねーのかな?
みんな「かわいそう」「かわいそう」ゆってっけどさ、
じつはあいつらも、おれと同じ気持ちなのかも。
あいつら、ああみえて、
実はすごくしあわせなのかもな。
おれみたいにさ。
愛する人に会えない。
結婚できない。
セックスできない。
子供の顔が見えない。
最近じゃ、声も聴かせてくれないじゃんか!!
それどころか、愛する人はたいてい、
いっつもいっつもいっっっっっっっっっっっっっっつも!!!
だれかのもの。
おれのものにならない。
それでもおれは、うれしいよ。
しわせだよ。
愛する人。
愛おしい人。
いるんだから。
いる、から。
しあわせ。
そういうもどかしさが、
おいしい歌になる、
のかもしれないしな。
おれも自分がつくるうた、大好きなの。
大好きなんだ。
にわとりも、
もしかしたら、
そんなふうに、
エサを食べられるだけで最高にしあわせ!
みたいに思ってるのかも。
たまご産むの、たのしーー!!って。
思ってるのかも。
🐔「おいしいエサをありがとう」
🐔「代わりにたまごをあげますよ」
って思ってるのかもね。
おれみたいに🤣
かわいいよなー
けなげだよなー
おれも、にわとりも!!
むくわれてほしいよなー
にわとりも
おれも
さ!!!
今日も会社行って働いてこよ♬
そんで、帰ってきたら歌つくろ!!
