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【街を読む】なぜ映画館ではなくカインズだったのか?ゆめタウン諫早から見える地方都市の現実

※この記事は現在計画が進む「ゆめタウン諫早」を題材にしています。



「映画館ができると思っていた」

ゆめタウン諫早の計画が話題になった頃、多くの人が期待したものがありました。

それが映画館です。

県央地域には映画館がありません。

映画を見るためには長崎市や佐世保市まで行く必要があります。

そのため、

「諫早に映画館ができれば便利になる」

そう考えた人は少なくなかったはずです。

しかし計画が進む中で、映画館の話題は次第に聞かれなくなりました。

そして現在、注目されているのは県内初出店となるカインズです。

なぜ映画館ではなくホームセンターだったのでしょうか。


映画館が無い県央地域

長崎県内の映画館は、実はかなり偏っています。

主な映画館は

・長崎市

・佐世保市

に集中しています。

一方で、

・諫早市

・大村市

・雲仙市

・島原半島

には映画館がありません。


つまり県央地域は、人口規模の割に映画館空白地帯です。

だからこそ、ゆめタウン諫早には映画館を期待する声が大きかったのでしょう。


しかし映画館業界は厳しい

ここで一つ考えたいことがあります。

本当に映画館は成り立つのでしょうか。

近年、

Netflix

Amazon Prime Video

Disney+

などの動画配信サービスが普及しました。


以前であれば映画館で見ていた作品も、自宅で楽しめる時代です。

さらに地方では人口減少も進んでいます。

映画館は建設費も運営費も大きく、一定以上の来場者が必要になります。

つまり、

「映画館が欲しい」

という声と、

「映画館が経営できる」

という話は別なのです。


一方でカインズはどうか

ここで登場するのがカインズです。

ホームセンターは映画館と違い、日常生活に直結しています。

洗剤

工具

園芸用品

ペット用品

日用品

防災用品

など、何度も来店する理由があります。

さらにカインズは県内初出店です。

つまり既存店舗との競争だけではなく、新しい需要も取り込めます。


実は商業施設の考え方が変わっている

かつて大型商業施設は、映画館やアミューズメント施設を目玉に集客していました。

しかし現在は少し違います。

人口減少時代の商業施設では、

「毎週来てもらえる施設」

が重視されています。

映画館は月に1回かもしれません。

しかしホームセンターは毎週来る人もいます。

施設側から見ると、どちらが安定した集客につながるでしょうか。

答えは想像しやすいと思います。


映画館が消えたのではない

私は今回の計画を見ていて、

映画館が消えたというより、時代が変わったのだと思っています。

人口減少

高齢化

車社会

動画配信サービス

こうした変化の中で、商業施設に求められる役割も変わっています。

ゆめタウン諫早は、その変化を映し出しているのかもしれません。


では本当にカインズは正解なのか?

ただし、話はここで終わりません。

県央地域という商圏を考えると、カインズには大きな可能性があります。

一方で、映画館が無いことによる課題も残ります。

さらに全国を見ると、映画館計画が縮小された地方都市は他にも存在します。

そこには、人口減少時代の商業施設が生き残るための共通点がありました。


【おわりに】


有料版について

現在、有料版を執筆中です。

有料版では、

・ゆめタウン諫早の当初計画と現在計画の比較

・映画館計画が消えた背景

・長崎県内映画館市場の実態

・カインズが選ばれた本当の理由

・諫早・大村・島原を含む県央商圏分析

・全国の類似事例との比較

・人口減少時代の大型商業施設戦略


などを詳しく解説する予定です。

公開まで今しばらくお待ちください。


読者参加企画

現在、「街を読む」では、さまざまな街の分析記事を執筆しています。

そこで、読んでくださる皆さまにも参加していただける企画を考えました。

「この街を調べてほしい」

「このテーマで分析してほしい」

というものがあれば、ぜひコメントで教えてください。

例えば、

・福岡市

・福岡市のラーメン店分析

・京都市の住宅地分析

・札幌市の商業施設分析

など、

地名だけでも大歓迎ですし、

「○○市の△△を分析してほしい」

という形でも大丈夫です。

皆さまと一緒に街を読みながら、その街の魅力や未来を探していければ嬉しいです。

ぜひコメントでご参加ください!

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