秩父に住むように旅する、町住客室秩父宿へようこそ。
町全体がホテル。秩父の日常に溶け込む「町住客室」とは
はじめまして、埼玉県秩父市にある「町住客室 秩父宿(まちじゅうきゃくしつ ちちぶしゅく)」です。私たちは、秩父の町を一つの大きなホテルに見立てた「分散型ホテル」を運営しています。今回は、私たちがなぜこの宿を始めたのか、そして「町住(まちじゅう)」という旅の楽しみ方についてご紹介します。
息を吹き返した空き家が客室に。
歴史を紡ぐ「分散型」の宿 私たちの宿は、秩父市街地の3つのエリアに点在する古民家を再生した宿です。かつて秩父は「秩父銘仙」という絹織物の生産で栄えました。私たちが客室として再生した3つの建物も、すべて織物業に関わる歴史を持っています。 改修前、埃をかぶってひっそりと佇んでいた建物たち。
しかし、磨けば光る素晴らしい意匠があちこちに隠れていました。持ち主のご家族が大切に守ってきた思い出や歴史をヒントに、当時の面影を感じられる空間へと生まれ変わらせました。客室ごとの詳しいストーリーは、また別の機会にゆっくりとお話しさせてください。

商店街がホテルのロビー。町歩きから始まる宿泊体験
町住客室での滞在は、チェックイン前から始まります。 15時より前に到着された方は、まず駅前のコワーキングスペース「働空間」へお立ち寄りください。そこで「町歩きパスポート」を受け取ったら、荷物は私たちに預けて、身軽に町へ繰り出しましょう。お荷物はお部屋までお届けしておきます。
15時以降は、フロント棟でチェックイン。そこからご自身の宿泊棟まで、秩父の古い町並みを眺めながらゆっくりと歩いて向かってください。歩き疲れた方には送迎サービスもありますので、ご安心を。
地元店主との会話が弾む「町歩きパスポート」の秘密
「町歩きパスポートってなんだろう?」と思われた方も多いかもしれません。この仕組みは、秩父をもっとディープに楽しんでほしいという想いから生まれました。 秩父は日帰り観光が中心で、夕方になると一気に静かになります。でも、私たち地元民が本当に知ってほしい魅力は、ガイドブックに載らないようなお店や、店主との何気ない会話の中にあります。
パスポートを持って提携店を訪ねると、和菓子がもらえたり、スナックでカラオケを楽しめたりと、特別なサービスが受けられます。最初は「よくわからないけど、協力するよ」と言ってくださった店主さんたちも、今では40店舗ほどに増えました。 このパスポートがあれば、初めての方でも自然と町に溶け込み、地元民のような気分を味わっていただけるはずです。
今回は自己紹介ですので、次回以降、私たちの宿や秩父のことを少しずつご紹介していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
