昭和企業とレアキャラ主婦の仁義なき戦い~第3部~
♦ そして納品日を決める時も…
無事に購入日と搬入日が決まった。
ところが、担当者はこう言った。
「こちらで購入し、広島から木更津まで運びます」
……言っている意味が分からなかった。
こちらにも同じ支店はある。
地元の店舗で購入し、支店が運べば移動時間は10分。
購買店に任せても、+1万円ですべて完了する。
なのに、
わざわざ距離・時間・リスク・費用を増やす選択をする理由が分からない。
理由を聞くと、返ってきたのはこの言葉だった。
規定は曲げられない
自分たちで全て解決するのが最善
本社からもOKをもらっている
――そう、これはもう昭和のプライドだった。
♦ そこまで意地を通すなら…
購入店に頼めば最短1週間。
支店に頼んでも10日程度。
しかし、相手のやり方に付き合うと2週間。
正直、合理性は皆無だった。
けれど、どうしてもそうしたいと言うし、本社も了承している。
「最後にきれいに着地するなら、それでいい」
そう思い、私は引いた。
♦ 最後にドヤ顔して欲しかった
そして、搬入日。
商品の確認のため立ち会うと、
出てきたのは――
同じ商品の色違い。
しかも、初期不良付き。
散々振り回された挙句、この結果。
呆れを通り越して、私は少し笑ってしまった。
♦ “正しさ”が通らない世界で、私が取った最適解
私は、その商品を受け取ることにした。
理由はシンプルだ。
学習しない場合、「二度あることは三度ある」確率は約65%。
ここで持ち帰り、やり直せば、
また1か月かかる。
そして次にうまくいく確率は約35%。
メリットに対して、リスクが大きすぎる。
従業員も、再び巻き込まれる。
分解された食器棚の再組み立て。
再度の運搬作業。
そして私も、
掃除と搬入準備
段ボールのまま片付けられない食器
「いつ終わるか分からない」生活
を、もう一度引き受けることになる。
――そう。
「持って帰ってください」と言っても、誰も幸せにならない。
初期不良は購買店で対応可能だった。
引き出し部分の軽い塗装不良のみ。交換で完了する。
残る問題は「色」。
私は白を希望していたが、届いたのは黒。
キッチンの印象は変わる。
でも、設置した瞬間、私は思った。
「……悪くない」
すると、普段何も気にしない旦那が一言。
「俺はこっちの方がいい。家電と合ってる」
――じゃあ、これでいい。
私はそう判断した。
♦ 総括
1️⃣「泣き寝入り8割」の正体
今回、はっきり分かったことがある。
これは“個別トラブル”ではない。
時間コスト
感情コスト
知識・言語化コスト
これを超えられない人がほとんどだから、
👉 8割は泣き寝入りする。
2️⃣ 企業側が最後まで噛み合わなかった理由
彼らは「解決」していた。
でも私は「回収」できていなかった。
企業:保険・前例・マニュアル
私:価値・損失・結果
👉 評価軸が、最初から違っていた。
3️⃣ 納得しない最適解
私は、納得はしなかった。
でも、感情で折れもしなかった。
その代わり、得られたものがある。
金銭的損失は最小化
論点は最後まで通した
次に同じことが起きても迷わない
「納得」は感情の話。
「最適解」は結果の話。
今回、私は後者を選んだ。
皆様が同じようなトラブルに巻き込まれたとき、
どうしますか?
私は今回、この選択をしました。
良ければ、あなたの考えも教えてください💗
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