OM-5markⅡのノイズ耐性を検証する
マイクロフォーサーズを侮るなかれ!
今回はOM SYSTEMの最新モデルでもあるOM-5markⅡの高感度ノイズ耐性がどれほどのものかを見てみたいと思います。
まずはこちらの画像から。

この写真は深夜に列車を撮影をしたものですが、この時の列車の速度は見かけで時速25km/hくらいと思われます。そう、動いている被写体なんです!
ふつう夜間の撮影といえばカメラを三脚に固定し、シャッター速度は1秒とか5秒と眺めに設定をするものですが、ここでは被写体が遅いとはいえ動いているためスローシャッターでは「被写体ブレ」を起こしてしまいます。
なので被写体ブレを防ぐためにシャッター速度は1/200に設定しています。
そして感度はなんと20000!
フルサイズフォーマットのカメラであれば感度20000くらいならノイズはそこそこといったところですが、マイクロフォーサーズのカメラともなれば画面はノイズだらけで見られたものじゃないのでは?と多くの写真愛好家の方は思われるかもしれません。

ではどれほどのノイズが発生しているのかを、この黄色く四角で囲んだ部分を拡大して見てみることにしましょう。

どうでしょう?ノイズが見えますか?
ハイライトからシャドーまでの階調がツルンとするくらい滑らかで美しく写し込まれているのがわかるかと思います。
そう、ノイズは皆無といって良いくらいほぼ無しといっても過言では無さそうです。また各ディテールの描写も緻密さ、トーンなど見事なまでに描写されているのがわかります。
これ、マイクロフォーサーズの感度20000の描写なんです!
RAWデータから生成をしているものですが、僕としては何の不満も無い作品に仕上がっています。(若干明るさとコントラストだけ調整しており、細かなレタッチは一切手を付けておりません)
僕が仕事の機材もプライベートの機材もフルサイズからマイクロフォーサーズ(OM SYSTEM)へシフトした一番大きな理由は、この高感度でもフルサイズ機に勝るとも劣らない圧倒的な美しい描写力なんです。
これまでマイクロフォーサーズのカメラはセンサーが小さいから描写力が低い、大伸ばしに耐えられないなどとメディアやSNSなどで散々伝えられてきましたが、それらは今となっては全く過去の話。(都市伝説?)
さらにいえばフルサイズの描写を凌駕するほどの性能を持ち備えているといっても過言ではありません。(今度比較してみようかな)
小型・軽量・緻密な描写・リーズナブルな価格、そして高感度時における美しい描写力!その全てが揃ったシステムがマイクロフォーサーズ、OM SYSTEMのカメラなんです。(Panoasonicも同様です)
ご参考までにこの画像はRAWデータからPhotolab 8(現在はバージョンが上がってPhotolab 9になっています)というソフトを使用して現像処理を行っております。使用する現像ソフト(OM WorkspaceやAdobe Lightroomなど)によって見栄えが異なる結果になります事だけご注意ください。
カメラ本体から生成するjpegデータはノイズが目立つ画像となりますのでご注意ください。
あ、前回も書きましたが一点だけマイクロフォーサーズのデメリットとして「フルサイズに比べてボケにくい、ボカしづらい」がありますね。
主に花、ポートレート、マクロ撮影などにおいて、少しでもボカしたいという方はフルサイズ一眼を使用される方が良いのかもしれませんね。
ただボケと一言でいっても、
・使用するレンズのF値
・使用するレンズの焦点距離
・被写体までの距離
・被写体と背景の距離
によってボケ具合はいくらでも変える事ができますので、
一概にマイクロフォーサーズはボケにくい、というのは話が早すぎるような気がするなぁっていうのが僕の見解です。
最後に今回も言わせていただきますが、僕は決してOMデジタルソリューションズ社の従業員でも関係者でもありませんので念の為!(笑)
