どうして?って尋ねると面白いことが待っている マカピーな日々 #1852
マカピーです。
毎朝、夜明け前の午前4時頃から周辺のお隣さんの雄鶏が日本と同じように「コケッコー」って鳴きまくっています。
マカピーは5時半ころになると「うるさいな‐、何で毎日飽きもせずあんな大きな声で鳴けるんだよ」と思いながら起きるのでした。

さてマカピーの住んでいるグロリーの家では昨日雌鶏が2羽のヒヨコを孵しました。
この雌鳥はグロリーのニワトリですが、隣家の雄鶏と交配した後で数個の卵を産んで温めていたのです。
ところで、皆さんは雌鶏が卵を温め始めてから、約21日後にひよこが生まれるって知ってましたか?
これはニワトリの卵の一般的な孵化期間なのですが、マカピーは生まれた群馬の生家が養鶏を営んでいたのにその事を知りませんでした。
それは、父の開始した養鶏業では自宅で有精卵から孵化させて、雌雄鑑別をして雌鳥のヒヨコだけを飼育して採卵鶏にするような事はしませんでした。
手っ取り早くよく卵を生むというメーカーの雌鳥のヒヨコを買ってきて、それを時間をかけて成鶏になるまで育てるのですが100%生き残るわけではなく、事故死、カラスやキツネによる被害も加わるのでした。
だから養鶏農家の息子だったマカピーは種鶏や育種関連に何も関心を抱かないまま成人してしまったのでした。
ヤレヤレ

現在マカピーはフィリピンのイフガオ州の田舎で犬猫そしてニワトリに囲まれて生活しながら、フッと思いついたことがあったのでした。
それはどうして、「雌鳥が抱卵した卵は一斉に孵るのかしら?」でした。
確かに田舎にいれば、よく雄鶏が雌鶏を組み敷いている場面に出くわすのですが、7個の卵を有精卵にするにはそれだけ雄鶏も頑張る必要があるのかしら?
適当に尋ねる相手がいないのでChat GPTに尋ねると驚くべき事実が判明しました。
といっても、知っている人は知っているんですよね。農業の学校を卒業しながらこうした基本的なことを学んだはずなのに全く覚えていないマカピーが知らないだけかもしれませんが。

回答:一度の交尾で、その後数日から数週間にわたって産まれる複数の卵が有精卵になります。
雌鶏は、一度交尾すると雄鶏の精子を体内の「受精窩(じゅせいか)」と呼ばれる場所に蓄えておくことができます。そして、卵が作られる過程で蓄えられた精子が使われ、受精が行われます。
精子の生存期間: 雌鶏の体内で精子は約1週間から2週間ほど生き続けることができます。
継続的な受精: そのため、一度交尾すれば、毎日卵を産む雌鶏の場合、その後10個以上の卵が有精卵になる可能性があります。
受精率の変化: 交尾から時間が経つにつれて、蓄えられた精子の活力が落ちるため、有精卵である確率は徐々に低下していきます。
したがって、産卵期間中に何度も交尾する必要はなく、一度の交尾でしばらくの間は有精卵を産み続けることが可能なんですって!
いや~本当にこの年で「受精窩(じゅせいか)」の存在を知るとは思いませんでした!

更に、マカピーは不思議に思ったのでした、「じゃあ、このような受精と産卵は他の鳥類にも同様にあると考えてよいのかしら?」
早速回答が返ってきます!
なんと「精子を体内に貯蔵する」仕組みは、ニワトリだけでなく多くの鳥類に共通して見られる非常に重要な特徴なんだそうです。
ニワトリの例と同様に、他の鳥類のメスも生殖器内(輸卵管の子宮膣移行部など)に**「精子貯蔵腺(または貯精嚢)」**という特別な構造を持っているということでした。
ということで、多くの鳥類は、一度交尾すると精子を体内の貯蔵腺に数日〜数週間、あるいは数ヶ月間(種によって異なる)も生存能力を保ったまま貯蔵できちゃうんですよ。
そして連続的な受精卵が排卵され、卵管を通過する際に、貯蔵された精子が使われて受精するため、一度の交尾で連続して産まれる複数の卵が有精卵になります。
受精の場所卵管の最も上部にある漏斗部(ろうとぶ)という場所で、卵黄が通過する際に精子と出会い、受精が完了します。毎日/連続的な産卵ニワトリのように毎日または連続して卵を産む鳥は、この貯蔵システムによって、交尾のたびに雄を探す必要なく、効率的に有精卵を産むことができるのです。

これって人間の場合で考えると、女性側が排卵促進剤をつかったりして多くの卵子を排卵したさいに、うまくすると多数受精が可能となるケースがあるかもしれませんが精子保存機能はありませんね。
で、更に疑問が膨らみます。
「ちなみに哺乳類の中でこのような長期の精子保存機能を持っている動物はいますか?」という問いにもすぐに回答がありました。
なんと「コウモリ」など、一部の哺乳類にも、鳥類のようにメスが体内で精子を長期間保存する能力を持っている種が存在するのだそうです!
おお、やっぱり世の中は広いものですね!笑
最もよく知られている例は、温帯地方に生息する多くの種類のコウモリです。
仕組み: コウモリは、秋の冬眠前や冬眠中に交尾を行います。
貯蔵期間: メスは雄から受け取った精子を、生殖器内に数週間から数ヶ月間(冬眠が終わる春まで)貯蔵します。
受精の遅延: 冬眠から目覚めて体温が上昇し、食料が豊富になる春になってから排卵し、貯蔵されていた精子と受精します。
この「受精の遅延」は、コウモリが、交尾の最適な時期(秋)と、出産・子育ての最適な時期(食料が豊富な夏)をずらすための、独自の繁殖戦略だろうという事です。

更に、教えてくれたのは鳥類のような「精子貯蔵」とは少し異なりますが、コウモリを含めた多くの哺乳類は、繁殖のタイミングを環境に合わせるために受精卵の発生を遅らせる仕組みを持っているというのです。
着床遅延(Diapause/胚の休眠):
クマ🐻、カンガルー🦘、アライグマ、イタチなどの多くの動物に見られます。
受精は行われ、受精卵(胚)は形成されますが、子宮への着床(妊娠の開始)が数ヶ月間、意図的に遅らされます。
これにより、交尾と出産の時期をずらし、食料が豊富な時期に子育てを開始できるように調整します。
鳥類の「精子の長期保存」は、哺乳類ではコウモリの例が特異であり、他の多くの哺乳類は「受精卵の発生や着床の遅延」によって繁殖のタイミングをコントロールしているというのです。
自然界というのはとてもうまく生殖能力を発達させてきたものだと関心せずにはいられないマカピーなのでした。

マカピーでした。
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