アウトローのアウトドア(196):釣りの話#17:スピニングの勘所(かんどころ)
国産リールメーカーといえば、シマノとダイワ。この二つが定番だな。
昔はリョービのリールも使ってたよ。今は釣具から撤退しちまったけど、あれも悪くなかった。
最近は海外メーカーもよく見かける。アメリカ製とか、中国製とか。
実は俺も「カストキング」っていう安いリール、通販で買った。数年前の話だ。
安かったからな(笑)
でもスピニングリールって、見た目に反して内部は意外と複雑。ギアの精度も重要になる。
ハンドルを回す方向とスプールの回転方向が90度違うんだ。
スプールは前を向いてて、ラインはその前方から出ていく。だから、スプールの回転軸はラインと同方向、ハンドルの回転に対しては垂直方向になる。
(なんだか、ややこしいな・・・すまん)
この90度のラインの向きを変えるために「ベイル」って部品がついてる。
ベイルが倒れてる状態(作用してる状態)で巻くと、ラインをローターが拾ってスプールに巻き取っていく。
投げるときは、ベイルを起こして、ラインが出ていくようにする。
このときラインはフリーになるから、人差し指でラインを押さえておく。
これがスピニングの「投げ」の基本だ。
その後、ロッドを振って、タイミングよく人差し指を離す。するとラインが一気に出て、ルアーが飛んでいく。
「人差し指を離すタイミング」が大事なんだ。
人差し指ってのは、ラインを止めるスイッチでもあり、ロッドにルアーの重さが乗ってるかどうかを感じ取るセンサーでもある。
ロッドってのは、ルアーの重さと遠心力でしなる。
そのしなりが反発して戻るときに、ルアーが前に飛ぶ。
(ベイトリールの場合は、この「しなりの反動」が上手く働くと、バックラッシュもしにくい)
十分にロッドがしなって、「お、来たな」と思った瞬間に、人差し指を離す。
ルアーの重さがラインに伝わって、それを指で感じて、タイミングを見極める。ほんの一瞬の勝負だけど、ここが腕の見せどころだな。
さて、スピニングタックル(スピニングリール+ロッド)の投げ動作は、ベイトよりコンパクトだ。
肘は固定して、「肘から先」くらいで操作する感じがちょうどいい。
ベイトのときは、もう少し大きな動きになる。腕全体を使うことも多い。
渓流釣りだと、小さなルアーを使うから、スピニングのほうが使いやすい。
極小ルアーでも無理なく投げられるのが、スピニングタックルの強みだな。
(2025-05-23)

