唯一無二の一枚ができる時間

こんばんわ!まぁるふのNAOMIです。

石垣島で
「捨てられるはずだったホテルリネンに
もう一度命を吹き込む」

そんな挑戦をしています。

100日間の記録、44話目です。

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ここまで、

この染めの時間の価値と、

その価格について書いてきた。

今日は、

実際にどんな時間になるのか、

その中身について書いていく。

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この時間では、

自分だけの手ぬぐいや風呂敷を、

染めることができる。

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使うのは、

月桃や、そのときにある植物。

石垣島の自然の中でいただいた色を、

ゆっくりと布に移していく時間である。

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その日に出る色は、

同じものはひとつもない。

季節や天気、

植物の状態によって、

すべてが変わっていく。

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そこに、

自分の手で布を折ったり、

縛ったりしながら、

絞りの模様をつくっていく。

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どんな模様になるのかは、

広げてみるまでわからない。

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その偶然も含めて、

そのときの自分の感覚が、

そのまま布に映し出されていく。

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自然のエネルギーの色と、

自分の手の動きが重なって、

ひとつの布になる。

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それは、

誰かと同じものではなく、

そのときにしか生まれない、

唯一無二のものである。

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うまくやる必要はない。

きれいに仕上げる必要もない。

ただ、

その時間の中にいて、

手を動かすこと。

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そうして生まれたものは、

形として残るだけでなく、

その時間ごと、

記憶として残っていく。

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それが、

この染めの時間である。

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