唯一無二の一枚ができる時間
こんばんわ!まぁるふのNAOMIです。
石垣島で
「捨てられるはずだったホテルリネンに
もう一度命を吹き込む」
そんな挑戦をしています。
100日間の記録、44話目です。
++++++++++++++++++++
ここまで、
この染めの時間の価値と、
その価格について書いてきた。
今日は、
実際にどんな時間になるのか、
その中身について書いていく。
++++++++++++++++++++
この時間では、
自分だけの手ぬぐいや風呂敷を、
染めることができる。
++++++++++++++++++++
使うのは、
月桃や、そのときにある植物。
石垣島の自然の中でいただいた色を、
ゆっくりと布に移していく時間である。
++++++++++++++++++++
その日に出る色は、
同じものはひとつもない。
季節や天気、
植物の状態によって、
すべてが変わっていく。
++++++++++++++++++++
そこに、
自分の手で布を折ったり、
縛ったりしながら、
絞りの模様をつくっていく。
++++++++++++++++++++
どんな模様になるのかは、
広げてみるまでわからない。
++++++++++++++++++++
その偶然も含めて、
そのときの自分の感覚が、
そのまま布に映し出されていく。
++++++++++++++++++++
自然のエネルギーの色と、
自分の手の動きが重なって、
ひとつの布になる。
++++++++++++++++++++
それは、
誰かと同じものではなく、
そのときにしか生まれない、
唯一無二のものである。
++++++++++++++++++++
うまくやる必要はない。
きれいに仕上げる必要もない。
ただ、
その時間の中にいて、
手を動かすこと。
++++++++++++++++++++
そうして生まれたものは、
形として残るだけでなく、
その時間ごと、
記憶として残っていく。
++++++++++++++++++++
それが、
この染めの時間である。
