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なるべく普通の生活を…

白内障を患い、先週、ICLを外した私。
抜去手術後1週間以上経ちましたが、脳が

「見えにくい状態」

に慣れるような働きをしたせいか、なかなか物が見づらい状況です。

お仕事も一苦労。
あと2ヶ月間、これが続くかと思うと先が思いやられますね。
手術当日がくるのを指折り数えて待つ日々を送っています。

先日書いた、「眼圧」の問題ですが、今日の午後、再び診察を受けてきて、正常値に戻っておりました。
やはり、抜去手術後に出されたステロイド剤に反応してしまっていたようですね。
その薬の点眼を止め、眼圧を下げる薬を点眼し、ジョギングも再開したら見事に下がってくれました。

これで眼圧に関しては事なきを得ましたが、パソコンの見えづらさや生活のしづらさは特に変わっておりません。
使用しているMac Book Airのディスプレイの色を反転させて、背景を黒にして白い文字を打てるようにしているのですが、その白い文字が、瞳孔の中央まで白内障が侵蝕しているせいで、最近はグレーとか黄身がかって見え、頻繁に目を凝らす必要があり、疲れちゃって、かなりしんどい。

ただ、かといって考えすぎてしまうと滅入ってしまうので、ここ数日は、




「なるべく手術前と同じ生活をしよう」

という意識を持つようになりました。

手術前は映画をよく見ていたし、今年からは繁華街にもよく出向いて、ふらっとカフェとかに立ち寄ったりしていた。
夜に出かけることも増えていました。

視界がおぼつかないため危険はあるのですが、徐々にその生活に戻していこうと画策しており、今日は実際に、手術後に東京駅周辺を歩いてみました。

ICL抜去に通っていたクリニックがその付近にあったからなのですが、あの八重洲周辺の、無機質であり瀟洒なビル群の間を抜けているだけで、なんだか力が漲ってくるのを感じました。
覇気が帰ってきたというか。

丸の内にある広場の方にも行こうと思ったのですが、東京駅をよく利用されている方はわかると思いますが、八重洲口から反対側の丸の内口に抜けるのは結構大変で、意外と距離もあります。

そのため今日は断念しました。
ただ、少しだけでもこうやって街歩きができたし、こうしていると矢張り余計なことを考えなくて済むので、かなりリフレッシュになりました。

明日の夜も、時間が取れれば電車に乗って、どこか近くの繁華街を歩いてみようと思います。
白内障の宣告を受ける前の数ヶ月、僕は、それまでの僕の人生の中ではかなりアクティブに動き回っていました。
だからこそ、宣告後の生活の変化は落差が大きかったのですが、この状態でも、できることを探す。

どのみち、見えづらい期間は向こう2ヶ月のみです。
逆に言えば、このすりガラス越しに世界を見ているような感覚を味わえるのは2ヶ月間だけということになります。
であるなら、創意工夫を凝らしてこの期間を特別なものにしよう。
エンジョイしよう。

そして2ヶ月後は、新たな自分に生まれ変わる。

今は、そんな風に考えられるようになっています。

もっと早くなっておけ、自分。
ものは考えようですね。




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田中雅(みやび) 読んで頂き誠に有り難う御座います! 虐げられ、孤独に苦しむ皆様が少しでも救われればと思い、物語にその想いを込めております。よければ皆様の媒体でご紹介ください。