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【ICL】抜去手術で怖かったことと今の見え方

前回の記事の通り、9月12日(金)に、2年間装用していたICL(眼内コンタクトレンズ)を抜去してきました。

白内障になってしまい、手術をせざるを得ないので、それにあたってまずICLを抜かないといけなかったのです。
前回記事に書いた通り、ICLは現状、

「挿入するより抜去する方が難しい」

と言われているようです。

これは、まだICLが新しいものであり、抜去した人の絶対数が少ないからとのこと。
これから技術の進歩とともに抜去もより簡単になるとは思いますが、僕はそうなる前にこうして抜くことになってしまった。

実際、その手術がどうだったかというと……

「やはり、入れるときより時間がかかりました」

右目は、すんなり抜けました。
ただ左目に関しては、通常、ICLは目に3mmほどの切開創を作ってそこから挿入するのですが、今回の抜去の際、抜きずらかったようで、通常より大きめの創口を作って引き出した模様。

僕の合併症による白内障は左目の方が進行しているので、濁って硬くなり始めた水晶体が邪魔をしていたようですね。

大きめの傷を作ったせいか、抜去後は左目の左側がかなり痛かったです。
挿入のときは、両目とも痛みは翌日には引いており、今回も右目はすぐ
に引いたのですが、左目は、術後に処方された目薬を差したときはかなりしみてしまい、異物感も酷かった。

今日、15日になってようやく落ち着きました。
シャワーは本日から解禁になっているのですが、僕の場合は通常より切開創が大きいので、念の為、今日も控えて明日から浴びようと思います。

「ICLは出し入れ自由」

みたいに言われていますが、僕の例のように、実際のところ、そんな自由ではないようです。
目には「角膜内皮細胞」という細胞があるのですが、この細胞の数は生まれたときがピークで、年齢とともに減っていきます。
コンタクトレンズやカラコンを日常的に使っていると減る度合いが増すのですが、手術でもその数は減ります。
ICLの挿入・抜去ではそれほど大きな変化はないものの、減りすぎると白内障や緑内障の手術ができない可能性も出てくるので、ある程度の数は保たないといけません。

そう考えると、やはり世の中にICLのお手軽な部分だけが伝わっているように見えるのには、それに惹かれた1人である自分としても気になります。

抜いて3日経ったいま、確かに見えづらくなりましたが、ICL特有のハロー・グレアがなくなったので、かなり自然に物が見えます。
よく行く場所に関しては白内障を患った裸眼の状態でも、僕の場合は問題なくたどり着けるので、正直、入れていた頃と生活は大差ない。

視力が良い代わりに、いかに人工的な“作られた世界”の中で過ごしていたのか、よくわかりました。



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田中雅(みやび) 読んで頂き誠に有り難う御座います! 虐げられ、孤独に苦しむ皆様が少しでも救われればと思い、物語にその想いを込めております。よければ皆様の媒体でご紹介ください。