無料と言いながら有料。人が離れるのは「やり方」じゃなく「あり方」
先日「無料で掲載できます」
って電話がかかってきた。
でも話をよく聞くと、
「月々◯円を支払って、1年後に返します」
という内容だった。
その瞬間に、
心のどこかで「ん?」って引っかかる。
たしかに最終的に
お金は戻ってくるのかもしれない。
でも、無料って、
そういうことなんだろうか。
この違和感って、
ただの言葉の問題やなくて、
信頼の問題なんですよね。
お金が返る返らんよりも、
「正直に伝えてくれたかどうか」っていう、
人としての誠実さに関わる部分。
そこを曖昧にしてしまうと、
どれだけ立派な仕組みでも、
どこか冷たく感じてしまうんです。
たとえば飲食の世界でも
似たようなことがよくあります。
「おまけです」って言いながら、
実はセット料金に入ってたり。
「お客様のため」って言いながら、
裏では在庫処分のためだったり。
お客さんは意外と気づかないようで、
ちゃんと感じ取ってるんです。
言葉と中身がずれてると、
人の心は自然と離れていく。
ほんまに信頼されるお店って、
そういう小さなズレを
なくす努力をしてると思うんです。
「今日のランチ、いつもより少し値上げします。
その代わり、素材をワンランク上げました」って、
ちゃんと伝える。
そう言えるお店って、
誠実やし安心できる。
たとえ価格が上がっても、
「また来よう」と思えるんです。
無料の話もそれと同じで、
大事なのは「どう伝えるか」
最初に「1年間支払いが発生しますが、
最後に全額返金される仕組みです」
って正直に言えば印象はまったく違う。
まぁこの内容はそれでも微妙ですが…。
誠実に伝えることで、
「あ、この人はちゃんとしてるな」
って信頼が生まれる。
人はお得よりも、
安心を選びたい生き物なんです。
この安心って、
数字では測れません。
だけど、
飲食でも商売でも、
いちばん大切なもの。
味や値段よりも、
最後に人の心を動かすのは
「信頼」なんですよね。
お客さんって、
ちゃんと覚えてます。
「あのお店、正直に言ってくれたな」
「無理に勧めてこなかったな」
そういう小さな記憶の積み重ねが、
店のブランドを作っていく。
逆に「無料」と言っておきながら
裏に支払いがあったり、
「お得です」と言って
実は条件付きだったりすると、
たとえ内容が良くても心が離れてしまう。
人って、だまされたくないんです。
得をしたいよりも、
裏切られたくないが本音。
今、うちで働いてるスタッフが
「お客さんに少しでも喜んでもらえるように」
って毎回おしぼりに手書きのメッセージを
書いてくれてます。
それって別に義務でも、
利益になることでもない。
でも、その「気持ちが見えること」が、
お客さんに伝わっている。
「またあの子の笑顔見に来たわ」
って言われるたびに、
商売の本質は信頼と人柄やなと思うんです。
結局、無料とかお得って言葉は、
人を動かす力があるけど、
それ以上に強いのは誠実さです。
見せ方や宣伝よりも、
「どういう想いでやってるか」
をちゃんと伝えること。
そこにズレがあると、
どんなにいい仕組みでも長続きしません。
やり方を工夫するよりも、
伝え方を誠実にする。
それが、
信頼を育てる一番の近道なんやと思います。
「無料で掲載できます」
という言葉に違和感を覚えたのは、
その裏に誠実さがあるかどうかを感じ取ったから。
商売って、
どんな業種でも「信頼で成り立ってる」もの。
短期的に得をするよりも、
長く信頼される方がずっと価値がある。
「やり方」より「あり方」。
そういうところに、
人の心は惹かれるんやと思います。
👇共同運営マガジンのご案内
参加は無料なので、気軽に参加してくださいね。
参加希望の方は下記の記事にコメントください。
👇メンバーシップの参加はこちらから
メンバーシップの過去記事↓
いいなと思ったら応援しよう!
よかったと思ったら気持ちいただけると喜びます