【経営計画】②KPIは「目標」ではない「構造を制御するレバー」〜測れないものは、コントロールできない〜
そのKPI、本当に機能していますか?
KPIって作る意味ある?
ちゃんとPDCA回ってる?
そもそも設計方法あってる?
そして、
現場はその数字の“意味”を理解しているか?
KPIは多くの会社で存在しています。
でも実態は、
「置いてあるだけ」
数字を追っているだけ
未達でも何も変わらない
会議で報告されて終わる
それはKPIではありません。
ただの数字です。
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※このシリーズは全7回です
前回はこちら
1. KPIとは何か
多くの人が勘違いしています。
KPI=目標
違います。
KPI=操作できる変数
例えば、
売上を上げたい
売上はKPIではありません。
直接コントロールできないからです。
売上を分解します。
商談数
成約率
単価
これがKPIです。
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2. KPIは「分解」と「構造」で作る
KPIは作るものではありません。
分解して見つけるものです。
ただし重要なのは、
すべての変数が同じではないということ。
分かりやすいもの(商談数など)
分かりにくいもの(質・温度感・確度など)
本当に見るべきは、
分かりにくい変数です。
例えば、
リードの質
顧客の温度感
提案の刺さり具合
だからこそ、
KPIツリー
を作ります。
上位KPI(売上)
→ 中間KPI(商談数・成約率)
→ 下位KPI(接触数・提案数・初回反応など)
構造で管理することが重要です。
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3. KPIは「設定」より「修正」が難しい
多くの会社がここで止まります。
KPIは設定できる。
でも、ズレの修正ができない。
理由はシンプルです。
KPI設計は未来を見る
振り返りは現実を見る
設計はポジティブ
振り返りはネガティブ
さらに、
責任が発生します。
なぜ未達なのか
誰の問題か
責任から逃げる構造になりやすい。
だからこそ、
振り返りをポジティブな会話に変える必要があります。
「誰が悪いか」ではなく、
「どこを直せば良くなるか」
参考記事:
https://note.com/m_warmode/n/n0613a60f527e
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4. KPIとBSの関係
KPIはPLだけの話ではありません。
最終的にBSに影響します。
回収スピード
在庫回転
固定費
すべてBSに直結します。
KPI=BSを変えるためのレバー
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5. よくある失敗(本質)
KPIが機能しない理由
指標が多すぎる
優先順位がない
数字だけ追っている
行動に落ちていない
「管理しているつもり」
になっている状態です。
さらに、
KPIが現場にとって他人事になっている。
なぜこの数字なのか分からない
達成しても意味が分からない
これでは動きません。
KPIは、
現場の行動を変えるための設計
であるべきです。
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6. 実務でやるべきこと
① 目的を1つに絞る
(例:売上)
② 分解する
(商談数 × 成約率 × 単価)
③ KPIツリーを作る
④ 毎週確認する
⑤ 下回る「予兆」で修正する
結果ではなく、予兆で動く。
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KPIは未来を変える装置
自己診断で、状態は見えました。
次にやるべきは、
その状態を変えることです。
KPIとは、
未来をコントロールするための装置です。
測る
ズレる
修正する
これを回し続けること。
そして、
KPIは一度作って終わりではありません。
構造に合わせて進化させ続けるものです。
■ 経営計画シリーズ(全体構成)
本シリーズでは、
「なんとなくの管理」から脱却し、
数字で構造を動かすための考え方を整理していきます。
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① 計画とは何か
予測ではなく、「意思決定のルール」を作る
② KPI設計
構造を分解し、「動かせる変数」を特定する
③ 予実管理
計画と実績のズレを可視化し、修正する
④ PDCA
回すことではなく、「改善が起きる構造」を作る
⑤ 売上設計(トップライン)
売上を分解し、再現性のある成長構造を作る
⑥ 原価設計
利益を残すためのコスト構造を設計する
⑦ 販管費設計
固定費と投資のバランスを最適化する
計画とは、“未来を当てること”ではなく、“未来を変えること”である
KPIとは、結果を追うものではなく、
未来を変えるための設計である。
