見出し画像

赤倉から飛騨へ

図書館で借りたマンガ「おひとりさまホテル」を読んで赤倉観光ホテルに家族で2泊したことを思い出しました。「おひとりさまホテル」ではホテル業界で働く若い女性の主人公が、仕事以外でも機会を見つけてホテルに滞在して、その魅力を語ります。新潟県妙高山麓の赤倉スキー場に知人と出かけることになって知人は経済的な宿泊先を選びましたが、主人公は予て憧れていた赤倉観光ホテルに宿泊しました。マンガに描かれたホテルの外観(♯1)を見ると23年前の記憶が蘇りました。
2003年は1月から4月にかけて私は出張がちでゴールデンウイークの予定は直前まで未定だったように思います。半年近いNICU入院を経て退院した息子は保育所は3年経過後にと主治医に言われていたので自宅で過ごしていましたが、前年から家族旅行に行き始めていました。かねて家族で行ってみたいと思っていた飛騨の杉原駅に到達するには、と考えてホテル予約サイトを見ていたら、赤倉観光ホテルに空室があることに気付きました。赤倉観光ホテルが有名な高級ホテルであることは知っていましたが宿泊料金は意外にリーズナブルでした。GW期間は多くのホテルの宿泊料金が高くなりますが、赤倉観光ホテルには季節料金の設定は無かったらしく割安と感じました。2泊すれば自家用車でも中日に無理なく飛騨に到達できると思って2泊を予約しました。
赤倉観光ホテルは妙高山麓のスキー場入口よりも標高が高い場所にありますがホテル玄関までの道路に雪はありませんでした(#2#3)。スキー場には雪があってロープウエイは運行していましたがGW期間中というのに利用客は少数でした。記録的な雪不足のために予定されていたスキー大会が中止になったようでした。ホテルの外も中も閑散としていましたが、日本を代表するリゾートホテルの雰囲気が満ちているように感じました(♯4)。息子のことを考えて食事はルームサービスをお願いしました(♯5)が、妻と娘がレストランを利用した際は良い雰囲気だったそうです。
二日目は日本海沿岸に出て富山まで走った後、神通川に沿う国道を南下しました。杉原駅の駐車場に着くと、停車していた袖ヶ浦ナンバーの車に家族連れが乗り込むところでした。はるばる千葉県からの車ならばと思って尋ねると、果たして杉原さん一家でした。杉原駅はいかにも何もないと形容できるような場所にありましたが期待通りの風情がありました(♯6)。家族の記念写真を何枚も撮ってから満足して帰路につきました。途中、北陸自動車道を降りて親不知海岸で休憩しました。粒の大きい砂礫の海岸(♯7)は美しくて、裸足になって海水に浸ると良い気分でした。
最終日の三日目はロープウエイに乗ってスキー場の雰囲気を楽しんだ後に帰路につきました。とても満足した家族旅行でした。昨年、上高地を紹介したTV番組ブラタモリを観たときには上高地にも行ってみたいと思いましたが、赤倉観光ホテルを家族で独占したような2003年の幸運な経験を思い返すと、あれ以上の快適なリゾートホテル体験はあり得ないと思い、上高地行は躊躇しています。
飛騨には、その後、出張で神岡の研究施設に行く機会が2回あり、杉原駅で感じた風情を懐かしみました。2010年9月は富山空港経由の日帰りで、2013年7月は富山市内のホテルに2泊して通いました。この時は研究施設の坑内にも入りました(♯8♯9)。

ここから先は

1,244字 / 9画像
この記事のみ ¥ 100

私の旅行体験記録です。最近の旅行も30年前の旅行も思い出を語るだけでなく、お役立ち情報も意識しました。これから毎月1~2編を追加する予定です

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?