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手を引いて伝えることが多くて、不安になった頃のこと【クレーン現象】

いくつかの違和感が重なっていく中で、
日常の中でも気になることが増えていきました。

そのひとつが、
親の手を引いて希望を伝えようとすることでした。



何かしてほしいとき、
自分で指差したり、声を出したりする代わりに、
私の手を引いていくようになりました。

最初は、
「こうやって伝えてるんだな」と思って成長を感じていました。

でも、何度か繰り返すうちに、
少しずつ違和感が残るようになっていきました。



例えば、何かを取ってほしいとき。
その物を指すのではなく、
私の手を持って、そこまで連れていく。
そして、そのまま“手にやらせる”ようなやり取りがありました。



人に何かを「やってほしい」と伝えているというより、
手に向かって「この手でやって」と動かしているような、
そんな感じでした。



気になって、何度も調べました。
その中で、
「クレーン現象」という言葉も見ました。

同じような行動として説明されているのを見て、
当てはまっているなと感じました。

でも、それだけで決めつけるのも違う気がして。
結局誰にも聞けないまま過ごしていました。

家族に相談したこともありましたが、
悩みが減ることはありませんでした。


今振り返ると、
伝え方のひとつとして、うちの子の方法だったのだと思います。
少しずつ関わり方を見つけていく中で、
クレーン現象もなくなっていきました。




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