トラックが走り続ける限り、お金が入ってくる。いすゞ自動車(7202)のアフターサービスという誰も教えてくれなかった収益の仕組み
📊 配当金進捗ボード
年間受取配当(税引後)約82万円 目標120万円(月10万円)
達成率 約68% 保有銘柄数 65銘柄
対象銘柄:いすゞ自動車(7202)
① 買った理由
きっかけは、昔の同僚の話でした。
同僚の兄弟がいすゞのメンテナンス・サービスマンをしていると聞いたことがありました。そのときふと「いすゞってどんな会社だろう」と決算資料を見てみると、アフターサービス事業の収益が思った以上に大きかった。
「これは手堅いビジネスモデルだな」と感じたのが最初の印象でした。
自動車関連の銘柄をまだ持っていなかったこともあり、業界分散の一環として購入を決めました。購入時の配当利回りは3.5%以上。条件は十分でした。
正直、購入後はあまりウォッチしていませんでした。今回改めて調べ直してみて、最初の印象は間違っていなかったと感じています。
② どんな会社か?何で稼いでいるのか?
いすゞ自動車は、乗用車を作りません。トラック・バスなどの商用車に特化した、日本唯一のトラック専業メーカーです。
売上構成は以下の通りです。
・車両販売(トラック・バス):約72%
・アフターセールス事業:約25%
・産業用エンジン:約3%
注目していただきたいのがアフターセールス事業です。トラックは購入したら終わりではなく、走り続けるために定期的なメンテナンス・修理・部品交換が必要です。しかも乗用車より過酷な環境で使われるため、メンテナンス頻度が高く専門性も求められます。
一度いすゞのトラックを買ったお客さんは、長期にわたってアフターサービスを利用し続けてくれます。売り切りではなく、継続課金に近い収益構造です。
このアフターセールス事業は過去10年で売上が2倍以上に拡大しており、2026年3月期は中期計画で2027年3月期の目標としていた売上6,000億円を1年前倒しで達成見込みとなっています。
またいすゞは脱炭素への対応も着実に進めています。EVトラック「エルフEV」を既に展開し、トヨタとの燃料電池小型トラック共同開発(2027年度生産開始予定)、北米EVトラック市場への参入も進行中です。
③ 決算で見えたこと
2026年3月期の決算結果は以下の通りです。
・売上収益:約3兆3,000億円(前期比+2.0%)
・当期利益予想:約1,300億円(前期比▲7.2%)
・アフターセールス売上:通期見通しを100億円上方修正
当期利益がやや減益予想である点は正直気になります。ただしアフターセールス事業は好調で売上は着実に伸びており、一時的な利益調整とアフターサービスの成長を切り分けて見ることが大切だと感じています。
物流・建設・農業・インフラを支えるトラック需要は、企業が事業を続ける限りなくなりません。業績の本質的な競争力は変わっていないと判断しています。
④ 配当はどうか?
配当推移(1株あたり)は以下の通りです。
・2022年:58円 ・2023年:74円 ・2024年:92円 ・2025年:92円(据え置き) ・2026年予想:94円(前期比+2円増配)
コロナ後に一時減配がありましたが、その後は着実に増配を続けています。現在の配当利回りは約4.23%(2026年5月時点)で、高配当基準の3.5%以上を満たしています。
増配幅は小さめですが、アフターサービスという安定収益基盤があることで、業績が多少揺れても配当を維持・増配できる構造になっていると思います。
⑤ リスク
・当期利益が前期比▲7.2%とやや減益予想である点は引き続き注視が必要です ・トラック需要は景気後退や物流量の減少の影響を受けやすい側面があります ・EV・燃料電池への先行投資フェーズがしばらく続きます ・増配幅が小さく、大幅な配当成長は短期的には期待しにくいです
⑥ 今の結論
継続保有 ◎ 買い増し ○
アターサービスという継続収益モデル・トラック専業の参入障壁・脱炭素への着実な対応、この3つが揃っている会社はそう多くないと思います。
昔の同僚の話から始まった縁でしたが、改めて調べてみると「買って良かった」と思える銘柄でした。株価下落局面では積極的に買い増したいと思っています。
「なんとなく保有」から「確信を持って保有」に変わりました。
⑦ 次にこの銘柄を見るワンポイント(2026年11月)
ひとつだけ見るとすれば、アフターセールス事業の売上成長が続いているかです。
車両販売は景気に左右されやすいですが、アフターサービスは既存顧客からの継続収益です。この事業が順調に伸びている限り、いすゞの収益基盤は安定していると判断できます。次の中間決算でアフターセールス売上の進捗を確認します。
⑧ まとめ
いすゞ自動車は、地味に見えて実は手堅い会社でした。
トラック専業という一点集中・アフターサービスという継続収益・脱炭素という未来への投資。この3つが組み合わさっているビジネスモデルは、長期保有に向いていると思います。
あなたのポートフォリオに自動車・物流関連の銘柄はありますか?業界分散の観点からも、ぜひ一度調べてみてください。
参考リンク IRBANK決算ページ:https://irbank.net/E02143/results
いすゞ自動車IR:https://www.isuzu.co.jp/company/investor/
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保有株を見直し、新しい会社も探しながら、年間配当120万円(月10万円)を目指しています。
月10万円まで、まだ途中です。
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