メンタルがヘラるとき①【占い師編】
大事に思っている人に結構な大金を貸し、嘘をつかれて返してもらえず、口先かもしれないが返そうという誠意は見せられ、ただ向こうからの連絡は相変わらず途絶えがちでしっかり信じられるところまでは信頼が回復しておらず・・・というのがここまでのハイライト。
私はこのころものすごく精神的に疲弊していた。
この状況をどう処理してどっちに進むのが正解なのか、完全に見失っていた。
メンタル強くてもね、堕ちるときゃ堕ちるんです。
病むって言葉は使いたくないけど、少なくとも正常な判断力は当時なかった気がする。
そして突然だが、私は非科学的なもの全般好きだ。
科学も好きだが、そうでないものも好きだ。
というより、科学では説明しきれないもの・ことにまだまだ存在していてほしい。
霊感みたいなものが強いほうではないし、創作されたホラーでも見れば悲鳴を上げるわ鏡やトイレに近づけなくなるわで、一般的よりむしろ少し怖がりかもしれない。
それでも心霊写真特集とかやってれば欠かさず見るし、妖怪も宇宙人も超能力も都市伝説もだいたい信じてる。不思議なもの大好き。
前置きは長くなったが、そんな私が占いについてどう思っているか?
そりゃ好きだよね。大好きだよね。
結果がよければわくわくするし、よくなければ気を引き締めていこう、と思う。
生活を圧迫するほど傾倒することはないけど、〇〇占い、とか見かければ絶対やっちゃうし、自己分析の一環みたいな認識で受け止めてる。それでふと選択に迷ったときは当たるも八卦、当たらぬも八卦で天の声を聴きたくなる。
いや、悩みは身近な人に聞いてもらえばいいじゃん。ていう意見もわかる。
けれども私の場合は選択に迷った時ほど身近な人には意見を仰がない。それはもし選択の結果によって苦しむ羽目になったときに、話を聞いてくれた誰かのせいにするのが嫌だから。人の意見を聞いたこと自体に後悔する可能性があるから。それくらい自分勝手な自分をわかっている。
だからどんな結果になったとしても自分で考えて自分で決めたっていうプロセスをふむことが私にとっては大事で、それがあるから結果を逃げずに受け止められる。
自分で決めたんだろうが。この結果は誰かのせいじゃない。
そう思うことで人生に納得できてるような気がする。
もちろん、他人の冷静な視点が助けになることはあるんですけどね。わかってるんですけどね。きっと身近な人々は私が100万も貸す前にひっぱたいて止めてくれたと思う。それくらい人に恵まれてる自信はあるんだけど。その人たちを信じてないんじゃなくて、自分が自分の人生を決めてるって実感したいだけ。エゴですエゴ。
そんな信条で生きていても、どうしても自分で決めきれないときに出番が来るのがそう、占い。
前述のエンタメ感でやる占いと違って、追い詰められているときの占いは危ないよね笑。
何が危ないかって、欲しい言葉が欲しい結果が切実にあるんだよねえ。
だからそれを得られるように動いてしまう。そしてそういう心理状態をたやすく見抜かれてしまう。
このときの私もそうだった。
彼奴との関係性を、もしくは彼奴という人間を、信じても大丈夫という結果が欲しかった。
人間の目線で見たら早々に手を引いたほうがいい事故物件でしかないんだけど、天界からの高い視座で見たら、この一時的な試練を乗り越えた先に明るい未来があるとかなんとかそういうさあ。
ほら、やばいでしょ。
このときは某ココナラで占いを生業としている人に連絡をとり、見てもらった。
結果だけ言うと「前世からつながっている運命のふたり。向こうもあなたを大事に思ってるけど、今置かれている苦難に負けそうになっており、そんな状況を申し訳なく思ってる」とのこと。
ああ、もう。
結果を聞いて、そうか、じゃあ今を乗り越えられるように頑張るか、と思い始める単純すぎる私。消費者金融にお金借りてくるくらいの態度は見せてくれたわけだしなー、なんて。
占い師はその結果を受けてさらに続ける。
「ふたりのつながりが確かなものとなるよう、私がpowerを送ることができます。別料金にはなってしまうけど、一晩に一組しか対応できない特別な呪術なので、ぜひ」と。
料金体系は以下の通り。
松power:5万円
竹power:3万円
梅power:1万円 也。
あはは、お気持ちだけで充分です。
と普段なら言っていただろうけれど。
はい、払いました1万円。
好きな人を信じたい気持ちとどうにか状況が好転してほしいと願う気持ちと、そういうのが織り交ざって、何かを犠牲にすればそれが叶うような気がしてしまって。
代償の1万円。
追い詰められているときの人間は何をするかわからないってこういうことなんだよね。
意味ないとか騙されてるとか、よりも信じたいことに意識がフォーカスされる。
残念なことにメンタル弱っていたとはいえ経緯も自分の心理状態もしっかり覚えているので、まぎれもなく私の判断。
それでも当時はさ、こんな状態の関係がうまくいくようにpowerを送ってくれた占い師の人に感謝さえしてた。世界にひとりだけでも、自分のために一生懸命祈ってpower送ってくれたって考えると救われた。こういうのが洗脳ってことなのかもね。
(その夜すやすや眠ってたかもとは考えないようにしてた笑)
だから彼奴と絶縁した今でもその占い師を恨む気持ちはない。
梅powerよりも自分で選んだ道が強かった、それだけ。
占い師の力さえ跳ね返せることが実証されたから、もうこういうことにお金は使わないと思う。
ただ、メンタルがヘラっているときは、救われたくて、何かにすがりたくて思いもよらない行動にでてしまうことがあるので、できればお金をあまり使わない方法でその状態を脱出できるようにしましょう。大事なのは今、ヘラってるって自覚すること。ヘラってる状況は長く続かないから、また元気ないつもの自分に戻れるから、少しだけ待ってください。これだけでも伝わったら、残念な自分をさらした甲斐があるってもんです。
