☕励ましなのに刺さる日。繊細さんの心が7オクターブすぎる話
昨日まで、わりと壮大なことを考えてたの。
人生とは。
愛とは。
人はなぜわかりあえないのか。
みたいな。
それなのに今日は、
あるひとことに、
アリンコみたいなサイズでしょんぼりしてる。
……いや、振り幅どうなってるの。
情緒のスケール感、
急に宇宙から地面に戻ってこないでほしい。
でも、こういうことってない?
大きなことも考えられるのに、
小さなひとことにも、ちゃんとやられる。
まるで歌手でいうなら7オクターブ出ちゃう人みたいに、
心の音域が広すぎるのよ。
どんな例えなの、ほんとに。
でも、繊細さんって、たぶんこういうところあるよね。
感じる帯域が広いの。
遠くのことも考えられる。
深いことも考えられる。
でも同時に、
人の言葉のちょっとしたニュアンスにも、ちゃんと反応してしまう。
だから今日は、その話をするね☕
☕励ましてくれたはずなのに、なぜか刺さる日がある
この前、会話の流れで、自信の持ち方みたいな話になったの。
私は褒められても、
つい、いやいや、そんなことないよ
って受け取りきれないところがある。
その延長で、
自分をどう見ているか、
みたいな話になって、
その中で、
ある言葉が妙に刺さっちゃった。
心が弱いから。
そんなニュアンスの言葉だった。
ここで先に言っておくと、
その言葉に、たぶん悪気はなかったの。
傷つけようとしたわけでもないと思う。
励ましたかったんだと思う。
エールを送ろうとしてくれたんだと思う。
それは、わかる。
わかるんだけどさ。
刺さるものは刺さるのよ。
もう、そこは理屈じゃないんだよね。
心が弱い。。。
この言葉が、あとからじわじわわいてきちゃって。
帰宅してから、
あれれ~、なんか私、
思ったより引っかかってるな、
って気づいたの。
ありがたかったの。
悪気がなかったのもわかる。
でも、なんかもやもやする。
この、どっちでもある感じ。
これ、繊細さんにはけっこうあるんじゃないかなと思うの。
☕悪気がないと、傷ついちゃいけないみたいになる問題
これ、ほんとうにやっかいなんだけど、
相手に悪気がないってわかると、
こっちが傷ついたことまで
なかったことにしようとしてしまうときがあるよね。
あの人は応援してくれたんだし。
わざとじゃないし。
そんなことで引っかかる私が細かいのかな。
気にしすぎなのかな。
って。
いやいやいや。
ちょっと待って。
それ、こっちが二重でしんどくなるやつだから。
一回傷ついて、
そのあとに、
こんなので傷つくなんて私が面倒なのでは、
って自分を責め始める。
なんなのその追撃。
心の中でセルフコンボ決めないでほしい。
しかもこういうとき、
まわりから見たら小さいことに見えたりするんだよね。
でも、こっちとしては違うの。
問題は文字数じゃない。
一言か長文かじゃない。
パンチ力なの。
短い言葉でも、
入る角度が合ってしまうと、
見事にぐさっと来る。
しかも、相手が優しい人だったり、
信頼してる人だったりすると、
なおさら刺さるんだよね。
包丁って、台所にあると便利だけど、
うっかり指切ったら普通に痛いじゃん?
あれと少し似てる。
役に立つ人が持ってる言葉でも、
タイミングとか角度で、
普通に痛いときはある。
だから、
悪気がなかったことと、
自分が傷ついたことは、
両方ほんとうでいいの。
ここ、すごく大事。
☕心が弱いって、ちょっと雑に聞こえる日がある
たぶん私がいちばん引っかかったのは、
心が弱いって言葉の中にある
ざっくり感だったんだと思う。
自信が持てないことも、
昔のことを引きずることも、
ひとことでまとめるとしたら、
それは弱さだよね、みたいな感じ。
でもさ。
そんなに雑に丸めないでくれませんかね、
って気持ちになる日もあるんだよね。
いや、こっちにもいろいろあるのよ。
傷ついてきたこととか、
気にしやすい性質とか、
立て直そうとしてきた努力とか、
飲み込んできたこととか、
ほんとは言いたかったけど言えなかったこととか。
それを全部まるっと、
心が弱い、にされると、
いや、ちがうのよ。
そこ、もう少し丁寧に見てほしいのよ。
って、心がむくっと起き上がる。
たぶん、ほしかったのは
弱いね、じゃなくて、
いっぱい抱えてきたんだねとか、
傷ついてきたから慎重になるよねとか、
それでもちゃんとやってきたんだね
みたいな言葉だったのかもしれない。
弱い、って、
なんだか成績表みたいなんだよね。
心の通信簿つけないでほしい。
しかも私は、今さらそこ、
見たことない赤点みたいな顔で言われても困る。
知ってる。
そんなことは本人がいちばん知ってる。
だからこそ、そこはもう少しふわっと包んでほしかったりする。
人間って勝手。
でもそういうところあるよね。

☕繊細さんの心、たぶん7オクターブある
ここでさっきの話に戻るんだけど。
繊細さんって、
ほんとうに心の音域が広いと思うの。
めちゃくちゃ大きなことを考えられる。
人生とか、
愛とか、
孤独とか、
人との距離感とか、
そういうことを考える力がある。
でも同時に、
あ、今の言い方ちょっと痛かったなとか
その一言、思ったより残るなとか
笑って返したけど帰ってからくるなこれとか、
そういうミリ単位の違和感も拾ってしまう。
だから、
外から見ると不思議なんだと思う。
そんな深いこと考えられるのに、
そんな小さいこと気にするの?
みたいに見えることがある。
いや、気にするのよ。
だって受信するんだもの。
ラジオの感度が高い人に向かって、
なんでそんな細かい音まで聞こえるの、
って言われても、
聞こえるものは聞こえるのよね。
こっちも好きで雑音拾ってるわけじゃない。
でもその代わり、
やさしさにもよく気づくし、
小さなぬくもりにも気づける。
だからこの音域の広さって、
しんどさの原因にもなるけど、
魅力でもあるんだと思う。
問題は、本人が疲れることだけ。
ほんとそこ。
毎日おつかれ、自分。
☕友達をなくしたくないから、気にしないふりをしたくなる
こういう話をするときに、
たぶんもうひとつしんどいのがこれ。
こんなことまで気にしてたら、
友達いなくなっちゃうかも、
って不安になること。
あるよね。
あるある。
数少ない友達なんだから、
このくらい飲み込まなきゃ、
って思ったりする。
でもね、
ここも極端に考えなくていいんだと思う。
気にしない人になるか。
友達を切るか。
この二択じゃない。
その間に、ちゃんと中間がある。
たとえば、
この人に悪気はなかった。
でも私はちょっと傷ついた。
だから次から、この人の言葉は少しだけ慎重に受け取ろう。
これでいい。
友達やめます宣言を出す必要もないし、
私が気にしすぎたって全部なかったことにする必要もない。
大人の人間関係って、
毎回100点満点でわかりあえることのほうが少ないよね。
ちょっとズレたり、
ちょっと刺さったり、
あ、そこは違うんだな、って思ったりしながら、
それでも一緒にいられる部分があるかどうか。
たぶんそういうもの。
だから今回も、
あの人はだめだった、
まで行かなくていいし、
私が面倒だった、
まで行かなくていい。
真ん中でいいの。
ちょっと刺さったな。
これは私の中で覚えておこう。
それくらいで、十分。
☕善意なのに刺さる日は、こっそり疲れる
しかもこういうのって、
怒れないんだよね。
そこがまた、地味に疲れる。
失礼なこと言われた、だったら、
まだわかりやすいじゃない?
でもさ、
褒めてもらってる。
励ましてもらってる。
応援してくれてる。
なのに、
なんか少しだけ痛い。
この、説明しづらい疲れ。
これが繊細さんには、日常にごろごろしてる気がする。
本人しかわからない、
ほんの少しの引っかかり。
でも、そのほんの少しが、
ちゃんと心に残る。
だから、あとからじわじわ来るんだよね。
会話中は笑ってたのに、
帰宅してから、なんかもやっとする。
あれ、私まだこれ気にしてる?
ってなる。
あるあるすぎて、
もう拍手したい。
いや、したくないけど。
疲れるから。
☕じゃあ、どうしたらいいのか
ここで大事なのは、
自分に向かって
こんなことで傷つくなんて弱いって、
さらに言わないことだと思う。
それ、ほんとうにしんどくなるから。
まずは、
私はあの言葉で少し傷ついた
これを認めてあげる。
相手に悪気がなかったとしても、
自分がそう感じたなら、
その気持ちはちゃんとあったものとして扱っていい。
そのうえで、
あの人は励ましたかったんだろうな
まで見られたら、それで十分。
順番が逆になると苦しいの。
先に相手の善意を理解しようとすると、
自分の痛みが置き去りになりやすい。
だからまずは自分。
私、刺さったんだな。
ちょっと痛かったんだな。
そっかそっか。
そこからでいい。
甘やかしじゃなくて、応急処置。
傷口に向かって、
いやいや相手いい人だったし、
とか言わないでほしい。
まず止血。
話はそれから。
☕心が弱いんじゃなくて、ちゃんと感じてしまうだけかもしれない
私はたぶん、心が弱いんじゃなくて、
感じる力が強いんだと思う。
もちろん、落ち込みやすい日もあるし、
自信がなくなる日もあるし、
昔のことを思い出してしゅんとすることもある。
でもそれって、
弱いから、で終わる話じゃない。
ちゃんと感じてしまうから、
ちゃんと残る。
そして残るからこそ、
また考える。
そのぶん、言葉にも敏感になるし、
人のやさしさにも気づきやすい。
しんどいけど、
全部が悪いわけじゃないんだよね。
だから今日の結論はこれ。
励ましなのに刺さる日があってもいい。
悪気がない相手の言葉に傷ついてもいい。
そして、そのことで自分を責めなくていい。
繊細さんの心は、
たぶん7オクターブある。
そりゃ日によって、
宇宙まで飛ぶし、
アリンコにもなる。
でも、その振り幅ごと、
今日もちゃんと生きてるの、えらいよね。
ほんとに。
言葉の受け取り方や、誤解されるしんどさについては、こちらの記事にも書いています☕
よかったら続けてどうぞ☺️
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