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デルフトブルーに会いに「ロイヤル デルフト ミュージアム(Royal Delft Museum)」へ / デルフト・オランダ①

こんにちは。
今回はデルフトブルーに会いにオランダへ。

デュッセルドルフから車で約3時間。

車で国境を越える、という感覚になかなか慣れない。国境検査すらないシェンゲン内ではいつの間にか国境超えてたーという感じ。

昔の旅は、国境で列車が止まってのパスポートチェックがあったり、ユーロ導入前は、リラ(イタリア)、フラン(フランス)、ペセタ(スペイン)、ドラクマ(ギリシャ)など各国通貨を両替しながらだったよね。

「Niederlande(オランダ)」、こんな簡単な標識があるだけ。

表記の言語が変わり、ドイツから行くと制限速度が表示されるので、国境越えたなと。

「出口」がオランダ語の「UIT」に。

ドイツだと「Ausfahrt」。

オランダのデルフト焼の老舗、ロイヤル デルフト(Royal Drlft)の始まりは、1653年に設立された「デ・ポルセライネ・フレス(De Porceleyne Fles)」。1695年には周辺に32あった陶器工房は時代と共に衰退し、ロイヤル デルフトは、唯一デルフトブルーを現在に伝える工房。

ここでは、デルフト焼の歴史や制作工程、そして美しいコレクションを見ることができます。

まずはミュージアムへ。
入館するとシックな色合いの陶板でできた階段が出迎えてくれました。

1602年に東インド会社が設立され、白磁に青の絵付けが施された中国磁器や日本の伊万里がもたらされ、ヨーロッパの王侯貴族たちは「磁器」の持つ透明感と華やかさに魅了されました。

オランダの工房もこの影響を受け、模倣し始めます。(以下4枚の写真は、文章と合致していません。)

磁器と陶器は土の成分が異なります。磁器は粘土に含まれる長石(ガラス成分)の含有量が多く、高温で焼成することにより、薄くて硬い透明感を生み出します。磁器に、白さと硬さを与えているのが「カオリン」呼ばれる成分。

当時のヨーロッパでは磁器を作るための良質な粘土が採れませんでしたが、東洋磁器の屈指の蒐集家であったドイツのザクセン選帝侯、アウグスト強王の命により、マイセンのヨハン・フリードリッヒ・ベトガーが1709年にヨーロッパ初の硬質白磁を誕生させます。

このカオリンを含んだ粘土が採れなかった英国で生まれたのがボーンチャイナ。牛の骨灰と磁土を混ぜ合わせて白い磁器を作ることを成功させました。チャイナは「磁器」を指します。

デルフト焼はその波に乗り遅れ衰退していきましたが、19世紀後半、Joost ThooftとAbel Labouchereが粘土の配合を研究し、デルフトの陶磁器産業の名誉回復を果たし、1919年にロイヤルの称号を得ました。

480枚のタイルで表現されたレンブラントの「夜警」。

あっ、moooi(オランダのインテリアブランド)の"Blow Away Vase"!
(記事「マルセル・ワンダース率いるmoooiのオンリーショップがオープン」

moooi x Royal Delft "Blow Away Vase"

1955年にオランダで誕生した「うさこちゃん」も。

そして陶板の美しさが堪能できる空間が広がっていました。

半魚人なオブジェ欲しい!

そういえば、モザイクタイルに没頭していた時期があったなー途中で放り出してるのを完成させよう。

工房へ続く通路にもデルフトブルーなタンク。

ALUPって圧縮空気のメーカーなのね。

光の入り方が優しかった粘土を組成する空間。

石膏の鋳込み型がずらりと。

ユニコーンに、

うさこちゃん。

おーmoooiの"Blow Away Vase"!ここから頭の中はmoooiでいっぱいになる。

やはり手描きは美しい。

フェルメールも手書きの工程もすっ飛ばして、無造作に置かれた"Blow Away Vase"に目がいく。

手書きに加えて、転写という技法もあります。

シールのようなものね。

工房を抜けて、ショップに到着。美しいデルフトブルーで彩られていました。

moooi x Royal Delft

手描きは受注生産か。

どっさりチューリップ生けたい。

おっ、moooiの絶滅動物たちもいた!
(記事「絶滅動物博物館へようこそ!モーイ(moooi)カーペットから〈絶滅動物コレクション:moooi Carpet EXTINCT ANIMALS〉が発売」)

ブラックシリーズも美しい。

このチューリップの生け方、独特よね。

日本の国旗を手にしたうさこちゃんマグネット。

頭の中でmoooiがグルグルしてるから、落ち着くためにカフェへ。陶板で彩られた美しい空間が広がっていました。

ロイヤル デルフトのお皿でサーブしてくれました。嬉しい。

ん?あいつカワイイ。

で、うさこちゃんとmoooiを連れて帰ります。
私の中では今でもミッフィーではなくうさこちゃん。『ゆきのひのうさこちゃん』『うさこちゃんとうみ』『うさこちゃんとどうぶつえん』〜ボロボロになるまで読んだなー。

デルフトブルーのオーナメント。

2020年に65歳になったうさこちゃん。
数年前、記念に作られた10体のうち2体が私の元に来ました。

美しいデルフトブルーをありがとう。

またねー

Royal Delft Museum


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