「里の秋が流れてく」―詩―
白文鳥は ピンク色のくちばしで
まあるい あくび
子犬のルルは 焚火の 煙の中
ちいさな くしゃみを2つ

柿の木には スズメたちが家族で
やってきて おいしい おいしいを連発
テントウムシは 赤い日傘をさして
冬の 寝床探しに 大忙し
あかちゃんは 廊下の陽だまりの
揺りかごの 中で
小さな手を 動かして
庭の 赤いもみじの葉を 持ちたがる
裏の 古八幡の 神社からは
カラカラと響く 鈴の音と
バアバの打つ 柏手の音が
聞こえてくる
里の秋の 時間は
静かに 紅色に ながれていく

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