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「僕のダニーボーイ」―詩―

英国人の 知人は
ウエールズ 生まれ
中年で ふくよかで
赤毛の 愛らしい人だった

ご主人に ウェールズ訛りを
よく からかわれていた

笑うと デイジーのように
周囲を 明るくしてくれた

歌が とてもすきで
料理や 掃除をしながらも
ハミング

ボクの ハーモニカに合わせて
よく 歌ってくれたのが
「ダニーボーイ」

思い出の 曲らしく
いつも 青い目を 
かすかに 濡らしながら 
窓辺で 空を 見上げて 
歌ってくれた

英国の アイリッシュパブで
浪々とした声で 聞いた
ダニーボーイとは 
違った情景が 蘇る

彼女の歌声を
目を つぶりながら聞くと
とぎれとぎれの 歌声は
谷を渡ってくる 風のように
悲しさを 運んできた

丘の上から 遠くを見つめ
帰らぬ人の名を よびつづける
切ない歌詞は 人の心を 揺らす

時代が 過ぎ 
彼女は 旅立ってしまった
ダニーボーイの歌は
僕の心を ランプの灯りのように 
照らし続けてくれる

人は 何度も別れを 味わう 
すべてが 終わりが あるのを
知りながら 日々を懸命に 生きていく

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ケルテイック ウーマンの歌う 「ダニーボーイ」です


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