務川慧悟さんピアノリサイタル(25.11.14)
磐田市民文化会館かたりあにて、務川慧悟さんのリサイタルがあり行ってまいりました。7月の静岡公演のチケットは買い逃してしまったので、この公演は絶対行く!!!と待望のリサイタルです😊
演目は革新のベートーヴェンというテーマでソナタとそれぞれに通じる感性を持つシューマン、そして現在も存命中のラッヘンマン作の前衛的な小品です。(←めっちゃ攻めてるわぁ。。って感じの音の世界)


以前「題名のない音楽会」で務川さんが竜洋工場へグランドピアノ製造のロケに訪問されていたことがありましたね!
務川さんの解説によると、これらのソナタはロマン派への扉であり当時としてはかなり前衛的な作品ということ、月光の第1楽章はペダルを濁しながら弾くこと等をお話になられました。
ちなみに御本人の詳しいプログラムノートはこちらから↓
個人的にはベートーヴェンは重々しく、特にソナタを聴くのは集中力も要るし、ときに鬱々とした気分にのまれそうになることもありますが…
務川さんが演奏すると、ひとつひとつの音が束になり凝縮され、それが重なり波のようにごく自然に流れてくる✨
そしてこんなに甘美で胸がひりひりするほど切ないベートーヴェンってある?!って感じで飽くことなく、この時間もっと続いて〜と願いつつ堪能できました。

ピアノを弾く、トークの立ち姿など
所作も美しいのでした!
アンコールは悲壮第2楽章♫
「このソナタ32番が残した壮大なメッセージの後には語るものはない、と多くの巨匠ピアニストはそう言ってアンコールはないのですが、…僕は巨匠ではないので弾きます」と仰られ会場がどっと笑いに包まれましたが😆、
いえいえ、務川さん、こんなにも人の心も響かせられるのですからもう巨匠ですよね😊
ちなみにこの日の調律師さんはショパン国際ピアノコンクールでも大活躍の大久保英質さんでした。実に美しく癒やされるピアノの音色をありがとうございました。
