スコトマの原理をロックオン/ロックアウト
こんにちは! 今日は、
苫米地英人博士の理論に基づくコーチングの重要な概念
「スコトマ(心理的盲点)」を、今回は「ロックオン/ロックアウト」と「RAS(Reticular Activating System)」というキーワードを使って、脳の仕組みをわかりやすく紐解いていきましょう。すでに知っている方は復習としてお役立てください。この記事は、苫米地式コーチングの観点から、脳が情報をどのようにフィルタリングするかを探求します。
スコトマとは? ロックオン/ロックアウトの視点からスコトマとは、脳が「重要だと思うもの」だけを認識し、それ以外の情報を無意識に隠してしまう現象です。簡単に言うと、脳は重要なものに「ロックオン」し、それ以外を「ロックアウト」するんです。
ロックオン:自分が重要だと認識している情報だけを脳が積極的に取り込む。
ロックアウト:重要でないと判断した情報を排除し、見えなくする。これがスコトマの正体です。
この仕組みをセットで覚えると、スコトマの理解が一気に深まります。例えば、100の情報が脳に届いたとしても、ロックオンされた10だけが認識され、残りの90はロックアウトされてスコトマの領域に隠れてしまうイメージです。脳にはこうした「フィルターシステム」が備わっていて、情報を選択的に処理しています。これをRASと呼びます。RAS(Reticular Activating System)とは? 脳のフィルターシステムRASは、脳の「網様体賦活系」の略で、毛様体賦活系とも訳されます(細かい名前は覚えなくてもOK)。要するに、脳が情報をフィルタリングするシステムのことです。
RASの役割:重要だと思うものにロックオンし、それ以外をロックアウトしてスコトマにする。
結果:膨大な情報の中から、ごく一部だけを脳に届ける。
実際の脳に物理的なフィルターがあるわけではありませんが、こうした機能が働いているんです。RASを理解すると、スコトマ、ロックオン/ロックアウトが立体的に繋がってきます。このシステムは、すべての人間に共通です。検証方法として、fMRI(機能的磁気共鳴画像)などのツールで脳の血流を観察し、どの部分が活性化しているかを調べています。1990年代から研究が進み、今も新しい発見が解明されつつあります。ただし、脳の全容はまだまだ未知の領域が多いんですよ。なぜ脳は情報を制限するのか? エネルギー消費が鍵では、なぜ脳は重要なものだけを認識するように進化したのでしょうか? 苫米地博士の説明によると、脳はエネルギーを節約するためです。
脳の活動の多く(約90-97%)は眠った状態で、活動するのはわずか3-5%程度。
フル活動すると、変電所1基分もの電力量が必要になる計算。
しかし、人間の消化器官は他の哺乳類と変わらず、作れるエネルギーは限定的。フル活動したら餓死してしまう!
だから、脳は「手抜き」をするんです:
過去の記憶を合成して現状を認識。
新しい情報を最小限に取り入れ、過去のデータベースから引っ張り出して効率化。
これがRASのフィルターシステム」で、ロックオン/ロックアウトの仕組みです。スコトマが生まれるのも、このエネルギー節約の産物なんですね。ゴール設定の意味と無限の可能性この脳の仕組みを活かせば、ゴール設定が非常に有効になります。重要だと思う目標にロックオン」すれば、脳は関連情報を積極的に引き出してくれます。そして、眠っている脳の97%を少しでも活性化できれば、膨大なエネルギーが生まれます。それが「エフィカシーを(自己効力感)を高め、無限の能力を開花させる鍵になるんです。みんな同じ脳を持っているので、誰でもこの可能性を活かせるはずですよ。まとめ:脳の仕組みを繋げて自分を変える今日は、スコトマをロックオン/ロックアウトとRASで解説しました。これらをフィルターシステムとして捉えると、脳が「なぜ重要かを選ぶか」の理由がクリアになります。エネルギーを節約するための進化の産物ですが、逆に活用すれば人生が変わるツールになります。この知識を活かして、日常でゴールを意識してみてください。
