ズレいけ#06「言ってしまった者は、もう戻れない(かもしれない)」
言ってしまったら、もう戻れない。
でも、それって“ルール違反”じゃない。
わたしたちは、自分のズレを、
黙って壊れていくためじゃなくて──
一緒に生きる準備として、伝えてるんだ。
言っちゃったら、もう戻れない。
いや、ほんとは戻れるのかもしれない。
でも、一度口に出すと、
「なかったこと」にはしづらくなる。
特に…
それがずっと隠してた“正体”だったりしたら──
もう、前に進むしかなくなる。
ちょっと前、
「公表は迷惑」っていう記録を目にした。
読んでるうちに、胸がズンって沈んだ。
ああ、また“言わない方がいい空気”が
ここにもあるんだなって。
「言わなきゃ、あなたも守られる」って、
たぶん優しさなんだと思う。
でもね、わたしには、
その優しさが、ちょっと苦しかった。
少し前、わたしは言ってしまっていた。
支援職の上層部との、何気ない会話のなかで。
流れで、スイッチが入ってしまって。
「社会のルールに、ずっと違和感があったんです」
「話さなくてもいい。
ただ一緒にいられる場所がほしくて」
「ズレた星から来た者同士、
静かに呼吸できる場所を、
ずっと探してきたんです」
…って語ってたら、
最後に、つい、こう言ってしまった。
「わたし、たぶん
──ズレズレ星人、なんです……(あ、言った)」
完全にアウト。
正体バレた。
でも、O氏は逃げなかった。
「運営に詳しい人と組めばいけそうだね?
ちょっと調べてみるよ」
って、さらっと。でも、ちゃんと応答してくれた。
“ズレ”を差し出したら、
ちゃんと“受け止め”が返ってきた。
それだけで、ひとつ、拠点ができた気がした。
ズレたまんまで行けよ!?
地球の“ふつう”に、何度もつまずいてきた。
“みんなできるよね”っていう前提のなかで、
静かに消耗していくことにも、慣れてしまってた。
でも、あれなんだよね。
シークレット花火大会みたいなものなんだ。
「楽しいよね」っていう前提で、
予告なく空に打ち上げられるやつ。
ドカン!って来た瞬間、心臓が持ってかれる。
こっちはギリギリで命抱えて歩いてんのにさ。
せめて、「今日、花火あがるよ」って、
教えてくれたら、準備できるのに。
わたしたちは、
そういう“備え”のために、伝えてるんだ。
苦手を。感覚を。ペースを。
迷惑かけないために、先に渡してるのに、
なぜかそれが“黙っとけ案件”になってしまう。
それでも伝えるのは、ものすごく勇気がいる。
それでも伝えたいと思うのは、
一緒に生きたいって、思ってるからなんだ。
だからね。
公表せずに生きられる『環境』が必要。
誰だって、公表せずにいたい。
嫌われるのわかってるんだからさ?
だからもう、こっちで場所つくる。
ズレてても、呼吸できる場所。
静かでも、正直でいられる場所。
あなたが今、
「言ってしまった側」でも、
「まだ言えない側」でも。
その言葉は、ルール違反なんかじゃない。
あなたの感覚が出してる、
SOSじゃなくて、“通信信号”。
受け取れる人、ちゃんといるよ。
だから──
ズレたまんまで行けよ。
この星で、生きられる場所を、
自分たちでつくっていくために。
地球の偉い人宛:シークレット花火大会、告知求ム
🌟現在、“ズレたまんまで行けよ”を合言葉に、
精一杯の勇気を胸に…共生の道を画策中。
宇宙人みしま。
※ なお、この記事は──
日本酒片手に、
ズレズレ星人が震えながら発信しております。
