人生という名のゲームに敗者なし。あるのは降りるか、やり直すだけだ──76歳、まだプレイ中!
「こうづやかずきと申します。空間デザイナー歴35年、
意識改革カウンセリング歴20年。
現在76歳──人生の“再構築”を実践中です。」
●プロローグ──ゲームの始まりは、いつも突然だった
人生とは、不意に始まり、
そして予想もしない方向へと転がっていくゲームだ。
東京・目黒で生まれ、美術大学で空間デザインを学んだ私は、
何の迷いもなくこの業界に飛び込んだ。
20代の頃から、照明、百貨店、文化的空間の演出──デザインの現場に身を置き、走り続けた。
やがて時代はバブル。私は、まさに時代の寵児だった。
●バブルの頂点で見えなくなったもの
商業施設のデザインを一手に引き受け、月刊『商店建築』や『日経アーキテクチュア』に掲載される日々。 ベンツのオープンカー、ホテルの最上階、各界の著名人と交わる会話。
「勝ち続けること」──それが人生のルールだと、信じていた。
だが、その栄光の裏で、私は最も大切なものを見失っていた。
●ゲームの崩壊──借金一億円、会社倒産
気づいたときには、1億円を超える借金。 会社は倒産。すべてを失った。
心に残ったのは、悔しさと、プライド。 そして家族との距離。
Sグループの重役会議で、私が感情を爆発させた一言で、翌日からすべての仕事が消えた。 「器が小せーな」と毒づいた自分を、いまでも後悔している。
●“敗者”から“達人”へ──人生のOSを書き換えた瞬間
どん底の中で、ある日参加した“自己探求のセミナー”。 世界的な創始者との激しいバトルが、私の意識を180度変えた。
「人は変われる」「現実は、意識がつくっている」
その日から、私は自分の“人生OS”を書き換える旅を始めた。
現実的な行動と精神の再構築を積み重ね、7年かけて借金をすべて返済した。
●奇跡の和解と、再構築された家族
最も大切な人と、心がすれ違っていた。 ──娘。
だが、セミナーでの深い対話のなかで、
「私、パパのこと、本当に愛してる」 その言葉に、私は崩れ落ちた。
いまでも手をつなぎ、腕を組み、
心から笑い合える関係を得ている。
●73歳に再婚。そして再起動した“人生ゲーム”
私はいま、43歳年下の妻と再婚し、ゼロからの再構築に夢中だ。 note、X、Instagram、AI──時代のツールを使い倒しながら、
「人を力づける」ことをテーマに発信を続けている。
この歳になっても挑戦できることが、誇りであり、喜びだ。
●エピローグ──ゲームの達人として、次の一手を
ベンツに乗っていた翌日はママチャリ。
そして、数年後には豪華客船に乗っていた。
人生は、どんなに落ちても、何度でもやり直せる。
ゲームの達人とは、「勝ち続ける人間」ではない。
──降りても、またプレイを選ぶ人間のことだ。
76歳。まだ、俺のゲームは終わらない。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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