自己紹介します!②東京の美大生活からスタート、どの年代まで書けるかわかりませんが「くそガキ編その二」として
●俺はじゆうだー!
解放された―!一人暮らしだ―!
家に帰る時間なんか気にしなくていいんだー!
もう前しか向いていない。高校の卒業式も出席せずに東京へ。
新幹線に乗った瞬間に、関西弁を棄てた。それ以降東京人のふり。
(小学2年の東京転校で東京弁を習得していた)
私が入った学科はデザイン学科だがデザインといっても大きく3学科
に分かれている。
グラフィック・インダストリーそして空間デザインの3学科。
この時代は一般的には団塊の世代といわれているが。この当時はこの言葉はなかった気がする。
私たち若者の人口が多く、政治や経済や文化も、全てが曲がり角に来ているような落ち着きのなさを感じる時代だったのです。
人々が色んな方向へ向き始める前兆だったかな。
赤軍派だとか中核派のような極端な革命思想。
ビートルズに代表される、ヒッピー・サイケデリック
ウッドストック。3億円強奪事件・ベトナム戦争、新宿騒乱事件
東大安田講堂事件、作家三島由紀夫の市谷駐屯地乱入事件。
よど号ハイジャック事件、あさま山荘事件、モスクワ日航機墜落事故。
●新宿はカオスだった
学生生活最初の夏は新宿に入り浸って、とんでもない冒険の連続だった。
遊び場所が新宿だっが、何が起きるかわからない緊張感もあったが、
顔なじみも少しづつできてきて、良く入り浸っていたのが「Yesterday」
ディスコでもなく、クラブでもなく、でも気分が乗れば踊ることもできる、そんな場所だったな。
そこで一歳年上の子と知り合って何度か待ち合わせしていたんだ。背はそんなに高くないがオッパイがでかくて可愛い顔してた。
その当時ベトナム帰還兵が新宿には多くてね、「Yesterday」にもいたよ。
そうしたら彼らの一人が、俺と一緒にいたその子に「踊ろう」って言ってきたんだ。
彼女が「いやだよ、断ってよ」と私に。
[うぁー]「えーっと、シーダズントウオントゥダンス」
分かったらしく、ムッとした顔をしただけでその場はおさまった。
しかしなんか離れたとこからこっち見てるし、落ち着かないし、
「うち来るか?」
「うん、店出よ。」
彼女も居心地悪かったみたい。
アメリカ人の彼、ありがとう!
・
あとは二人、勢いが止まらず、やりまくりですー。
彼女のおかげで見た目はひ弱だけど、性的能力に開花したのです。
朝方まで8回、9回目で彼女がギブアップ宣言。
かずき、凄いよ。この前やったおっさんなんか問題にならないくらい、
凄いよ。」
[うわー、やったー、うれしー、俺、凄いんだー!]と、心の声。
男なんて、女の一言で人生を決定づけるもんだよ。
この夏は結構一緒にいたよ。
でも彼女は、歌舞伎町のやばい人たちともずいぶんお知り合いのようで
それにはちょっと困った。
お店で一緒にいるときも、彼女を知っているそれ系の人が
絡んできて、そして俺をみて「なんでこんなひ弱なガキと一緒にいるんだ?」と言いたげにじろじろ見る。
[あーやだやだ、それだけいい女が一緒にいるのにはちゃんと理由が
あるんだよー!]
と啖呵を切りたいところだが、にこにこ笑っているだけです。
そのあんちゃん、7分袖の薄い透け透けの肌着みたいのをはおってるだけなんだけど、背中にでかい般若の入れ墨を背負っているのですよ。
これ見よがしに。
[もう勘弁してくれ!]
●そっち系の人①
でもね、俺一人でいる時、その入れ墨の兄さんに偶然あっちゃったんですよ。
一瞬やべ、めんどくせ、と思ったときはもう遅い。ひっつかまって喫茶店で延々と自慢話を聞かされた。
しばらく我慢の時間が過ぎたころ、
「お前、賭場見たことあるか?」
「いやー、とんでもない、見たことないっすよー。」
「よっしゃ、ついてこい。」
あんまり行きたいとは思わなかったけど、黙って付いて行きました。
結構有名なビルの最上階、まあまあ広いスペースに通されました。
恐る恐る見させてもらったけどけど、東映のやくざ映画によく出てくる
賭場そのものでした。壺も振ってましたよ。
「凄いですねぇ」
緊張していて、あまり言葉が出ませんでした。
[何でこんなもん俺に見せるんだよー?通報したら一巻の終わりだろうが]
すぐさまそこを離れましたが、また色んな話をきかされて、
別れ際に名前と電話番号を書いたメモを渡されました。
「昼はここにいるから何かあったら連絡してこい。」
「はい、あ、ありがとうございます、今夜は楽しかったです。」
いつの間にか心を許していたのか、通報なんかしてないけど、
それ以後は彼と会ったことないですね。
まだあるよ。歌舞伎町の交差点で彼女と二人で信号待ちをしていたら、
チンピラ数人が絡んできて
「おまえ、いいスケ連れてんじゃんよー。」
「俺らによこせよ!」
[うえ~きたー]
「アハハ、いやいや、すんません、それはちょっと~」
信号が青になったので彼女を押すように方向を変える。
人通りは多いからか、向こうはあえてしつこく追ってはこなかった。
[良かったー、助かったー]
[くそー!自分より強そうなやつに絡んだらどうだよ。そんなことできねーぐらいホントはお前らだって、こえーんだろうがよ~!]
[もうちょっと強そうに見えたらなー]
負け犬の遠吠えにきこえてくる。
かっこいいところは全然見せられなくて、かっこ悪くて、
だからだんだん疎遠になっていったのかな。
変な知り合いが多くて困ったけど、可愛くて、すれていなくて、
いい子だったな。
もしかして俺と一緒の時だけ、いい子だったのかなー。
●そっち系の人②
入学してすぐにクラスの飲み会に参加。
でも酒にめっぽう弱いくせに調子にのってぐでんぐでんになってた。
あれ? まだ未成年でした、ごめんなさい。
まぁとにかくその場で知り合った彼女が酒つえー。私がお世話してもらうという情けない姿になってたようです。
(仮名)篠宮涼子と付き合いだして、彼女の住まいへ行ったら相当豪華な住まいだったのよ。
月の仕送り額を聞いたら、なんと俺の5倍は送ってくれているらしい。
大きなお店の一人娘なんだって。
美大生って男は大したことないけど、女の子の家はお金持ちが多い気がする。私の大いなる偏見だけど。
最初のゴールデンウィークには彼女の実家に遊びに行ったのですよ。
実家は地方都市の繁華街にでかいビルを持っていてそこで商売をしてた。
でね、この彼女の高校の同級生で
(仮名)加瀬くんていうのがいて、彼は早稲田に入学していたのです。
彼も彼女のことが好きで、よく遊びに来ていたのですよ。
ま、ライバルというやつですね。
でも話をしていると、結構気が合ってよく一緒にいましたね。
ホントいいやつなんです。
であるとき三人で話をしていると、何気に涼子が男二人に、化粧をしてみたいと言いだしたのですよ。
「いいねー!」私と加瀬君は二つ返事で、「やろう」と「女装も」となりました。
涼子ちゃんの化粧品で念入りに下地からメイクアップして、
彼女のブラジャーを何とか付けてティッシュを胸に突っ込んだり、
スカートもごまかしごまかしはいて、仕上がった姿はなんと、
[う、美しい!]
「二人ともこれは騙せるぞ!」
「よし、これから歌舞伎町にくりだすぞ!」
こうして二人は、しばらくは電車に乗らねばならなくて
下を向き加減に目立たないようにしていました。
街を歩くより電車が一番緊張したかな。
あれ?今気づいたんだけど、靴はどうしたんだろう?
彼女の靴は履けるわけないし、身長は二人とも170㎝以上あるし
【謎】
彼女の足、でかかった?
スリッパかサンダルのようなものをはいて出た?
靴だけは自前?
とにかく歌舞伎町のビルの片隅に立ったのは事実。
「お姉ちゃんたちどこいくのー?」
「飲みにいこうよ~」
声かけてくる―。
身長は二人とも170㎝以上あってスレンダー美女。
からかうように通り過ぎる男たち何人かは、無視。
だが一人の中年のおっさんが、しつこく話しかけてくる。
どうも完璧に女だと思っているようだ。
我々は、声を出すと男だとわかってしまうので、
しばらくシカトしていたが、もう限界と感じ、
男声でしかもさらに低い声で、
「俺らおとこなんだよ!」
「うえ~!」
おっさん、、一歩下がってまじまじと。
大笑いしだして「おー、気に入ったぞー。」
我々は、ひとしきり【男】としておしゃべりして、
3人で何か食べに入った記憶がある。
その会話の中ではっきりと覚えている会話が、
おっさんは、「君らだったら、いい店紹介するぞ。」
「そうだな、一か月で車が買えるぐらい稼げるぞ。」
二人は顔を見合わせ、
一瞬ぐらついた!
結局その道には行ってないので、話はそこまでだったんだろうなー。
●そっち系の人③
でもねー、男には全然興味なくて勘弁してーってなってるけど、
高校時代からよく男に追いかけられていたんですよ。
高3のとき、神戸からの帰り道、阪急電車の中でドア付近に立って
窓の外に流れる景色をぼーっと眺めていたら、いつの間にかあまり風采の上がらないやせた小男が俺の耳元でささやくのです。
「兄ちゃんベルトはめてるやろ。それでワイのことしばいてくれへんか?
[うわー出たド変態!]
[無視無視]
「頼むわ、兄ちゃん、金払うさかい」
[やめてくれー!気持ちわりーぞー!]
とか、
美大生のときは、新宿2丁目にあるスナックのオーナーに追いかけられて、
なぜ二人が並んで外を歩いているのか理由を完璧に忘れているのだが、
突然暗がりでおっさんオーナーに、身動きできない程強く抱き着かれ、
口の中に舌を突っ込まれ、ぐちゃんぐちゃんにかき回されたことがあった。
抵抗するとやばい感じがして、されるがままに好き放題されたことがある。
そのスナックには二度度行かなかったけどね。
もうほんとに勘弁してほしいよ。
学校の講師にもそれ系の人が何人かいて、点数のためにその人に対していい顔していたこともあったよなー。なにしろ社会にでてもこの業界はそれ系の人多かったわー!
それなりに追いかけられたわー。
●ダンパからバンド結成へ
学校の話を少し
私の通っていた○○○○美大は郊外に移転したばっかりで斬新な建物が立ち並んでいました。
学校の中心には大きな食堂が配置されていて、週に一回か二回そこでダンスパーティーが開催されていました。
学生主催で会場費はただ。周りに遊び場所など皆無でしたので、
学生たちの交流には役立っていました。
貧乏学生には格好の遊び場でしたね。
このダンパで彼氏彼女を見つける機会が多かったと思います。
じつは私はこのダンパで付き合いだした彼女と結婚しています。
ダンパがこれだけ盛り上がっているということは、
バンドが必要だということです。
2年になったころにバンドを結成しました。
小学2年生から6年生までピアノを習っていて高校生の時にバンドっぽいのを始めて、最初は「ベンチャーズ」で「パイプライン」とか「アパッチ」とか「十番街の殺人」とか、へたくそギターをやってたな。
大阪に彼等がが来たらフェスティバルホールへ、
いそいそと出かけていました。
前座で「スパイダース」や「シャープホークス」が出演」していて堺正章や安岡力也を知ったのはこのころです。
そのあとすぐにビートルズが世界の音楽シーンに衝撃を与え、日本では
グループサウンズが全盛のころでした。
私たちのバンドはたまたまピアノをやっていた私は、キーボード奏者としてとして重宝されてバンド活動をしていました。
曲の中心はR&B 特にモータウンレコードに憧れていましたね。
「マイガール」とか、でも一番好きだったのは
プロコムハルム「青い影」だった。
結局40才過ぎでも呼ばれると、演奏しに行くなんてことありましたね。
そう、渋谷と原宿の中間にあった「クロコダイル」で演奏したときはちょうど経営者の安岡力也さんがいて、飛び入りで歌ってくれました。
確か「ジョニービーグッド」
あと芝浦の「インクスティック」ではディープパープルの「スモークオンザウォーター」とか、サンタナの「ブラックマジックウーマン」で盛り上がった。その時のバンドのメンバーの入れ替わりがあり、好みもその人に合わせて変わっているだけなんです。
ホントの私が好きなジャンルは、ボサノバのような軽い系のジャズと
オールディーズが好き。
●あとがき
あー、まただらだらと書きなぐってしまいました。ほんと後悔してます。
スタートした一か月前は、三島由紀夫さんのような耽美な文章なんてかっこつけて言ってましたけど、もう無理です。
お手上げ宣言をさせていただきます。
そんなことは手放して、かっこつけずに書きなぐることに変更します。
上部の画像は私の店舗デザインのパースです。このような絵を何百枚も練習してきましたが、今どきは、ATが一瞬のうちに描くようになりました。
ちょっと寂しいです。
5000文字を超えると息切れしてくる私です。
これが私の自己紹介ですね。
続きはまたの機会に。
※最後までお読みいただきありがとうございました。
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