iPhoneの「ユーザー辞書」をAndroidスマホに簡単お引越し!MacBookを使ったユーザー辞書移行術
iPhoneで「おつ」と打てば「お疲れ様です。」と出るように、たくさん育ててきた「ユーザー辞書」。
Androidスマホに乗り換えた時、「あの便利な辞書が使えない!」と困っていませんか?
この記事では、MacBook(マックブック)を持っている人向けに、iPhoneのユーザー辞書データを、Androidスマホの標準キーボード「Gboard(ジーボード)」に移す(インポートする)手順を、分かりやすく解説します。
移行作業の全体の流れ
作業はすべてMacBook上で行い、最後にAndroidスマホで読み込みます。
iPhoneと同期したMacBookから、ユーザー辞書のデータを取り出す。
取り出したデータを、Androidが読み込める「テキストファイル」に変換する。
Googleドライブ(ネット上の保存場所)にファイルを置く。
AndroidスマホのGboardで、そのファイルを読み込む。
1. MacBookで、iPhoneのユーザー辞書データを取り出す
まず、iPhoneとiCloudで同期されているMacBookから、辞書のデータ本体を取り出します。
MacBookの「システム設定」を開きます。(リンゴマーク から選べます)
(古いmacOSの場合は「システム環境設定」)
左側のメニューから「ユーザー辞書編集」を選びます。

「ユーザ辞書」というウィンドウが開きます。
左側に、あなたがiPhoneやMacで登録した単語の一覧が表示されます。
一覧のどれか一つをクリックしてから、キーボードの Command(コマンド)キーと A のキーを同時に押して、すべての単語を選びます(全選択)。

全選択された青い状態のまま、どれか一つの単語をマウスで掴んで、デスクトップ(壁紙の画面)までドラッグ&ドロップします。


デスクトップに「ユーザ辞書.plist」というファイルができれば成功です。これが辞書のデータです。
2. 辞書データを「テキストファイル」に変換する
次に、ユーザ辞書.plist を、Androidが読み取れる「テキストファイル(.txt)」という形式に変えます。
デスクトップにできた「ユーザ辞書.plist」を右クリックします。
メニューから「このアプリケーションで開く」を選び、「テキストエディット.app」を選びます。
メモ帳のようなアプリが起動し、「よみ」と「単語」が並んだ文字が表示されます。
表示された文字を、Command(コマンド)キーと A キーですべて選択し、Command(コマンド)キーと C キーで**コピー(複製)**します。
コピーしたら、一度「テキストエディット」を閉じます(保存しなくてOK)。
3. コピーした辞書データを「テキストファイル」として保存する
さっきコピーした辞書データを、ファイルとして保存します。
Macの「テキストエディット.app」をもう一度開きます。
「新規書類」をクリックします。
(ここが最重要です!)
「テキストエディット」のメニューバー(画面一番上)から「フォーマット」を選び、「標準テキストにする」を必ずクリックしてください。
白い紙に、さっきコピーした辞書データ(Commandキー + V キー)を貼り付けます。
「ファイル」メニューから「保存」を選びます。
ファイル名を「user_dic.txt」など、分かりやすい名前にします。
保存場所は「デスクトップ」を選んで、「保存」ボタンを押します。
この「user_dic.txt」が、Androidスマホに読み込ませるためのファイルです。
4. 辞書ファイルをGoogleドライブに保存
MacBookのブラウザ(SafariやChromeなど)で「Googleドライブ」を開き、Googleアカウントでログインします。
デスクトップにある「user_dic.txt」ファイルを、Googleドライブの画面上にドラッグ&ドロップして、アップロード(保存)します。
5. Androidスマホ(Gboard)で辞書を読み込む
いよいよ最後のステップです。Androidスマホを手に取ってください。
Androidスマホの「設定」アプリを開きます。
「システム」→「言語と入力」→「画面キーボード」の順に進みます。
(機種によって「一般管理」→「キーボードリストと初期設定」など、名前が少し違う場合があります)
キーボードの一覧から「Gboard」を選びます。
Gboardの設定画面が開きます。
「単語リスト」(または「辞書」)を選び、もう一度「単語リスト」を選びます。
画面の右上にある「︙」(点が縦に3つ並んだマーク)をタップします。
「インポート」を選びます。
Googleドライブのアカウント選択画面が出ます。
ファイルを探す画面になったら、さっきアップロードした「user_dic.txt」ファイルを選んでタップします。
「単語リストをインポートしました」と表示されたら、すべての作業は完了です!
まとめ
お疲れ様でした!
これで、Androidスマホのキーボードでも、iPhone時代に育てた便利なユーザー辞書が使えるようになったはずです。
「おつ」や登録していた顔文字などを入力して、正しく変換されるか試してみてください。
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