出世について考えてみる
あなたは出世というものについて、どう考えていますか?
仕事をゴリゴリやっている人ならいけるとこまで出世したいかもしれないし、出世そのものに興味がない方も当然いるのかなと。
昨今では、若者が出世したがらないことが問題視されていたりしますよね。
私は大企業に勤めているので、雑談していると、この話題になることも当然あります。
「君はどこまで出世したいの?」
「まあそこそこかな。生活とのバランスも取りたいし。」
「ふーん、なるほどね。」
といったように。
私もつい先日、若手とそんな話をする瞬間がありました。
そこで、あるメンバーの発言に興味を惹かれたんですよね。
「私、出世関係の話苦手なんですよね~。その話題になるたびに、出世欲がない自分はダメなんだ、という気がして。」
なるほどな~、そんな捉え方もあるのか、と思いました。
興味を惹かれたのは、
ワークライフバランスが声高に言われ始めて久しいのに、
出世欲がない=マイノリティで悪いこと
こんな考え方が、まだまだ根付いてるのかもしれない、と気付いたからです。
まあ日本は憲法で、労働が義務とされていますからね。出世欲がないことが、この義務を果たしていないような感覚があるのかもしれません。
ただ、ここで身も蓋もない話ですが、出世で得られるものって何でしょうね?
お金?
地位や権利?
承認欲求の充足感?
色んなことがあると思いますが、物理的な影響があるのは、やはりお金ですよね。
出世すると、もらえるお金は増えます。
でも冷静に考えると、お金をもらう方法は他にいくらでもありますよね。出世だけが手段ではない。軌道にのせるまでが難しいかもしれませんが、それこそ副業とかね。
いや~、本業に加えて副業もやるとなると、時間的にしんどいし、本業で給料増やした方がいいよね、
そんな考え方もあると思います。
でもここで重要なことは、出世することで奪われるものもあるかもしれないということ。
それは時間です。業務量が増えることも多いですからね。
つまり何が言いたいかというと、給料の話をすると年収で語られることが多いですが、時給を捉えることも大事だよって話です。年収は増えたのに、業務時間が増えていて、時給ベースだとあまり伸びていない…そんな可能性もあるのです。
あなたはご自身の時給がどのくらいかご存知ですか?
アルバイトをするときはみんな時給を気にするのに、社会人になると中々気にしていないのではないでしょうか。
時給で考えたとき、出世した方が良さそうなのか、副業も組み合わせた方が良さそうなのか、ある程度ドライに見積もれるかなと思います。あくまでもお金の観点で考えた場合は、ということになりますが。
お金面もそうですし、働き方も目的も多様化してきているので、出世する意義の設定も中々難しくなってきていますね。
しかし出世そのものを否定する気はありません。出世することで権限が大きくなり、企業のお金や人を使って、より大きなことを成し遂げることができるのは事実ですから。
つまり、出世をするための目的の設定が極めて重要なのです。やりたいことが明確な人に、部下も付いてくるものですしね。
冒頭で
出世欲がない=マイノリティで悪いこと
という認識があるのでは、という話をしました。
けれども出世したいかどうかは、善悪の話ではなくあくまでも手段の話なのです。自分が設定した目的に基づいて、必要なら目指せばいい、そういったものですよ。
あなたは何のために出世を目指しますか?
出世をしないのであれば、どんなキャリアを描きますか?
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