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強みを探すときに陥りがちな罠

あなたは、自分の強みをうまく言語化できていますか?
それを隣にいる人に、うまく説明できますか?

これって結構難しいんじゃないか、と思います。
何か具体的な成果だったり、成功体験があったりするとわかりやすいと思うんですが…。如何せん目に見えないものですからね、強みって。

そして見つけ出すのが難しい割に、就活の時であったり、転職の時であったり、誰かに伝えなければならないシーンも多いですよね。

私も自分の強みがこれだ、と言えるまでには中々苦労してきたので、とっても気持ちがわかります。

しかしその過程で、なぜ強みを言語化するのは難しいのか?
この要因について、何となく思い当たりました。

今回は強みを言語化する難しさの仮説や、強みが見つけやすくなる考え方を述べていきます。読み終わると、あなたの強みがクリアになるかもしれません。


強みの言語化が難しい要因の仮説

それはズバリ、

自信がないから

これではないかなと思います。

もし自分に自信があったり、強みに自信が持てるのであれば、スパッと言うことができると思うんですよね。でも多くの人はそうではない。強みは何か?と聞かれると、少なからず詰まってしまう。

そもそも自信というのは明確な成功体験から生まれます。加えてそれが他者と比較したときに分かりやすいものであればあるほど、自信に繋がります。

足が速いと答える小学生がいたとします。この子に「なんで足が速いと思うの?」と聞くとおそらく、

「かけっこでみんなより速いから。」
「100m走でいつも上位だから。」

というように、他者と比較できる成功体験を出してくると思います。
特に身体能力は目に見えるので、とてもわかりやすいですね。

しかし大人が強みを考えるとき、中々こうはいかないと思います。
強みってわかりにくいものも多いですから…。仮に「人との距離感を測るのがうまい」という強みがあったとして、目には見えませんからね。

しかしここからが本題で、そもそも強みを言語化するときに、上記のような自信は必要ないと考えています。その話をしていきます。


強みを探すときに陥りがちな罠

そもそも強みを言語化する際に、みなさんは以下の考えを持っているのではないかと思います。

  • 明確な成功体験がなければならない。

  • 他者と比較したときに優れているものでなければならない。

  • 強みはすでに顕在化しているもの。

これ、全て間違いです。強みを探すときの罠ですね。

つまり強みを探すときに、とても重要な考えは

  • 明確な成功体験は必要ない

  • 他者と比較するものではない

  • 強みはまだ成熟していないこともある

順番に解説していきます。

明確な成功体験は必要ない

強みを探すときに成功体験を探しがちだと思います。もちろん成功体験があるなら、そこから強みを言語化しても問題ないです。しかし成功体験が無くとも強みは必ずあります。

例えば、「人との距離感を測るのがうまい」という強みを持つ人がいたとします。もしその強みをどうやって認識したのかを彼に聞いたとして

「私はあの時、あの人ととてもうまく距離感を保つことができてね。だから自分の強みだと思っているんだ。」

なんて、明瞭な答えが返ってきますかね…?(笑)
きっと多くはそうではなく

「う〜ん、何となくかな。今までの積み重ねでそう考えているんだ。」

こんな回答が出てくるのではないでしょうか。
つまり明確な成功体験から導いたものではなく、何となく得意。強みはそのレベルで良いのです。

むしろ強みは呼吸と同じくらい、無意識レベルでやっている可能性があります。つまり自分では認識できない可能性もあるのです。
もしわからない場合は、仲の良いどなたかに聞いてみてください。きっと真剣に考えて、教えてくれますよ。

他者と比較するものではない

2つ目は、強みは他者と比較するものではないということです。
これは冷静に考えるとわかるのですが、他者と比べるとキリがなくなります。ちょっと極端ですが、他者比較を繰り返していくと、何かしら世界一と言えないと強みではないことになります。

でもそんなことはないですよね?
世界一でなくとも、強みを活かして活躍している人はたくさんいますから。

強みなんてそんなに強大なものでなくても構わないのです。自分の中で得意と不得意をわけたときに見えてくるものでいいのです。他者と比較するのではなく、自分の中で閉じるものということです。
一旦周囲や外のことは忘れて、自分だけの世界で考えてみてください。

強みはまだ成熟していないこともある

これが3つ目になります。かつての私もそうだったのですが、強みはすでに出来上がっている、成熟しているものでなければならない、と思い込んでいませんか?年を経て、経験を重ねた方なら成熟しているかもしれませんが、きっとそんな方ばかりではありませんよ。

これも間違えやすいポイントで、強みは育てていくものなんです。最初からできる人なんていません。みんな弱いところからスタートなんです。でもその弱いものの中でも、きっと強弱がある。それが強みになります。

いかがでしたでしょうか。
強みを言語化することができると、自分への理解が進み、自分の輪郭が以前よりもクリアになります。強みを活かすことで成果を出しやすくなったり、生きることがちょっぴり楽になったりします。

小さくても構わないので、見つけて育てていきましょ。

強みの例

最後におまけです。上記の3つの観点を抑えながら、あなたの強みを言語化してみてください。きっと何か見つかると思います。
その際、ゼロベースだとうまくできない場合は、以下の例を参考にして考えてみてはいかがでしょうか。少しは探しやすくなるはず。

【1】対人関係の強み

人の感情の変化に敏感で、空気を読みながら自然と場を和ませられる。

相手の話を否定せずに受け止めることで、安心して本音を話してもらえる関係を築ける。

意見が対立している場でも、双方の意図を汲み取りながら着地点を見つけるのが得意。


【2】思考・分析の強み

複雑な情報を整理して、わかりやすく構造化するのが得意。

表面的な現象にとどまらず、背景にある因果関係を深掘りして考える癖がある。

アイデアを出すよりも、それを実行可能な形に落とし込む工程に強い。


【3】行動・実行の強み

やると決めたことに対して、地道にコツコツ継続できる粘り強さがある。

新しいことにも抵抗感が少なく、まずはやってみる行動力がある。

誰もやらない細かな仕事を、自分から見つけて率先して取り組める。


【4】創造性・発想の強み

日常の中から気づきを得て、新しい切り口でアイデアを出すのが得意。

既存のものにアレンジを加えて「ちょっと違うもの」に変える工夫ができる。

一見つながらない要素を組み合わせて、新しい視点をつくるのが好き。


【5】感情・内面の強み

落ち込んでも自分で立ち直る力があり、自分を整える方法を持っている。

不安や葛藤があっても、それを丁寧に見つめる習慣がある。

自分自身の価値観や軸を持ち、周囲に流されにくい。




ちなみに灰色研究員は、
常にじゃれあいで優位に立つことが強みです。
正面からやりあっても圧勝します。

白い方が身体は大きいんだけどな…
強みの認識って大事。




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