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心理的距離とバイアスを知る

本noteの基本思想は、

「可能性の開拓によって、夢中と余白を産み出し、
 ゆるやかな幸せを目指す」

というものです。

よって、

・自己を知ること
・夢中
・余白
・幸せ

と言ったものが大きなテーマなわけです。

しかし筆者は人間に対して興味が強く、愛着もあります。
なので

そもそも人間とはどんな存在なのか?

こんなことを、よく考えたり調べたりしています。


今日はその結果の1つである、
人間の特性についてお話ししていきます。


こんな経験ありませんか?


・自分の中では具体的な理想なのに、それを伝えても他者に共感して貰えなかった。
・今日は勉強しようと思っていたのに、ついスマホに手が伸びてショート動画を観てしまった。
・毎朝に筋トレをすることをルーティン化しようとしたが、布団から出られずに三日坊主で終了した。


上記は全て筆者の経験です、、、(笑)

しかしみなさんも、似たようなことは心当たりがあるのではないでしょうか?


上記のようなことが起きると、

自分って伝える能力がないな、、、
ストイックに何かを行うことはできない、怠惰な人間なんだ、、、

と、自分をつい責めてしまいませんか?

筆者は責めすぎて、一時期なにも感じなくなり、
改善しようという気も起きなくなりました、、、。

そもそも、失敗経験が蓄積されるので、
次になにかやろうとしたときに、
最初から

どうせまた上手く行かないだろう、、、

という諦めモードに入りますよね、、、。


でも実は上記の失敗談には、
全て共通する人間の特性があります。

個人の能力に必ずしも依存するものではないのです。

人間はそういったものであるという認識をして、
正しく進めることで、上記の事象は回避することが出来ます。

それらを説明していきます。


失敗談に共通する人間の性質


上記のような失敗談に共通する人間の性質とは
以下の2点です。

人は抽象より具体を好む、具体性バイアスを持っている

人は心理的距離の近いものを”具体”、遠いものを”抽象”と捉える

つまり、心理的距離の近い具体的なものを、人は好む傾向がある、
ということです。


これは人間の意志決定とコミュニケーションには

「心理的に近く ✕ 具体的 ✕ 今ここ」
「心理的に遠く ✕ 抽象的 ✕ 未来/他者」

を天秤にかけたとき、
前者を優先評価してしまう傾向があるということになります。

これを社会心理学では

〈心理的距離と抽象度〉を結び付ける “Construal Level Theory(CLT)”

と呼ばれ、数多くの実験で確かめられている概念です。

加えてもう1つ、厄介な性質がありまして
それが現在バイアスです。

これは

現在に得られる報酬と比較すると、
未来に得られる報酬を低く見積もってしまう

という脳の性質です。

例は
1.今すぐに50万円もらえる。
2.1年後に75万円もらえる。
この2つだと人は1を選びがち、ということです。


人間はこれらのような、時として困った性質を持っていて、
我々は知らずに支配されているわけです。


試しに上記の人間の性質を用いて、
失敗談のそれぞれを説明すると以下のようになります。

・自分の中では具体的な理想なのに、それを伝えても他者に共感してもらえなかった。


説明:
自分の中では価値観・思考・感情が「距離ゼロ」なので、
極めて具体に感じられた。

ところが相手は表情・言語・行動という、
限られた外的シグナルしか受け取れず、心理的な距離が遠かった。
よって抽象的な“理想の自己像”は見えなかった。




・今日は勉強しようと思っていたのに、
ついスマホに手が伸びてショート動画を観てしまった。


説明:
勉強の成果は「未来・抽象」なので心理的距離が遠く、価値を小さく感じた。
ショート動画は “音・映像・笑い” が即時に得られる、「今ここ・具体」な報酬であった。
脳は現在バイアスで未来報酬を過大に割引き、現在の快を選ぶ。
結果、机に向かう前にショート動画によってドーパミンが連打され、勉強は先送りされた。




・毎朝に筋トレをすることをルーティン化しようとしたが、布団から出られずに三日坊主で終了した。


説明:
運動の健康効果や体形変化は数週間〜数年先の「遠い・抽象」メリット。
布団の温かさや二度寝の快感は「近い・具体」で、実行コストもすぐに意識できた。
「毎朝筋トレ」のままでは行動が抽象的で、心理的な距離が遠かった。
具体的トリガーと即時ご褒美がなかったため、習慣回路ができず三日で途切れた。



いかがでしょうか?
上記のように失敗談を紐解くと、

個人の能力のせいではない、

ということがなんとなくイメージできると思います。

加えて理由が判明したわけですから、
対策も講じることができる、
そんな気がしませんか?


最後に、対策をお伝えしていこうと思います。


心理的距離を知り、操作する方法


具体的に、各失敗談に対してどんなアクションを取れば、
改善策となりうるのか、その例を示しますね。


・自分の中では具体的な理想なのに、それを伝えても他者に共感してもらえなかった。


対策:
相手に共感してもらえるように
・これまでのストーリーをインプットする。
・理想は数値などで具体化する。
・理想に至るまでのステップも具体化する。




・今日は勉強しようと思っていたのに、
ついスマホに手が伸びてショート動画を観てしまった。


対策:
・「机に座ったらまず3分だけ問題集を開く」で着手の敷居を下げる。
・勉強が終わったら動画OKなど “即時ご褒美” をセットして報酬のタイミングを前倒しする。
・スマホは物理的に視界外へ置き、“近い誘惑” を距離ごと遮断する。




・毎朝に筋トレをすることをルーティン化しようとしたが、布団から出られずに三日坊主で終了した。


対策:
・寝る前にウェアとシューズを枕元に置き、「アラームが鳴ったらその場で着替える」と設定する。
・まず腕立て5回など“超ミニ課題”から始め、成功体験を積み上げる。
・筋トレ後すぐ好きな音楽+プロテインで“即報酬”を用意し、未来メリットを近づける。
・カレンダーに毎回✔︎を付け、視覚的に達成感を具体化して自己効力感を維持する。



いかがでしたでしょうか?

人間の性質を理解して行動を設計することで、
なりたい自分に一歩近づくかもしれません。

ちなみに筆者は上記の失敗をしているくらいなので、
習慣化が本当に苦手でした。

しかしnoteは、始めてから10日以上連続で投稿できています。

これも

まず机に座る、1行書いてみる

など、上記と類似するような対策を講じているからです。

まあ一番は、好きなことをやることですけどね。



あなたも、自分をコントロールする実験をしてみませんか?




ちなみに白い研究員は

タッチバイアス

を持っています。

筆者にタッチすれば、エサがもらえるバイアスです。

つまり、芸ですね…。




ここまで読んでいただきありがとうございます。今後も書き続けていきますので、「♡」や「フォロー」をしていただけますと大変嬉しいです。

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