見出し画像

あの頃の私に、かけてほしかった一言

仕事帰りの、なんてことのない夜。

少し用事を済ませようと、いつもの近所をぶらぶら歩いていました。

すると、静かな夜の空気の中に、赤ちゃんの大きな泣き声が響いていることに気づきました。


「あれ? 最近この辺では珍しいな」

その泣き声が少しずつ近づいてくると、そこには赤ちゃんを抱っこしながら、一生懸命あやして歩くママの姿がありました。

そのママさんは、泣いている赤ちゃんに「眠たいね〜」と優しく声をかけながら歩いていました。

その姿を見て、私は「偉いな」と思いました。

だって、私が同じ頃は、優しい言葉をかける余裕なんてなかったから。

「早く泣き止んで」

そんな気持ちになってしまう自分に、余計にイライラしていた気がします。


優しく声をかけながら、歩くママの姿を見ているうちに、私の記憶は一気にあの頃へ引き戻されました。


そういえば、私もそんな時があったな。


子どもが何をしても泣き止まなくて、どうしたらいいのか分からなくて。


家の中にいると、泣き声と焦る気持ちでいっぱいになってしまって、夜の冷たい空気の中、家の前を何度も行ったり来たりしていました。


「迷惑じゃないかな」

「誰かに見られているんじゃないかな」

「早く泣き止ませなきゃ」


マイナスなことばかり考えて、余裕なんて全然なかった。

そんなことを考えていたら、気づいた時には、私はそのママが横を通り過ぎるときに思わず声をかけていました。


「がんばって泣くね〜👶
早く寝られたらいいねぇ〜😊」


暗い夜道だったので、私の表情なんて見えていなかったと思います。

でも、だからこそ、できるだけ笑顔で。
声だけでも柔らかくなるように。


「大変だね」でもなく、

「泣き止ませなきゃね」でもなく、

ただ、赤ちゃんにもママにも、

「大丈夫だよ」

「赤ちゃんって泣くものだよね」


という気持ちを込めて。


そのママさんは「こんばんは〜」と挨拶してくれたけど、通り過ぎたあと、急に心配になりました。


「余計なお世話だったかな」

「嫌味みたいに聞こえていなかったかな」


そんなことが頭の中をぐるぐる回りました。


でも、もしあの一言で、そのママがほんの少しだけ肩の力を抜けていたら。


「今日も頑張ろう」じゃなくても、

「もう少しだけ頑張れるかも」


そう思える時間になっていたら。


夜道に消えていった私の言葉が、どこかで誰かの心を少しだけ温めるものになっていたら嬉しいなと思います。

そして、全国の子育て中のみなさま。
急に話しかけてくる変な人がいても、温かい目で見てやってください😅

赤ちゃんは泣くのが仕事。

でも、お母さんやお父さんは、毎日その泣き声を受け止めている。

あの日の私は、あのママを通して、余裕なんてなくて必死だった昔の自分に「大丈夫だよ」って言ってあげたかったのかもしれません。

ちなみにこんな夜泣きの対処法もあるみたいです🤭

子育てって大変なことばかりじゃなく、こんなふうに笑える思い出にもなるんですよね😊

読みながら思わず笑顔になれたので、ぜひご紹介させてください。


いいなと思ったら応援しよう!

ゆきぽ🦥🌿 あなたの日常に、ほんの少しの彩りや癒やしを添えられていたら嬉しいです😊 いただいた応援は、記事やコメントを通して次の誰かへおすそ分けしていきます🌱 ……と言いつつ、ときどきポテチという形で私の元気にも変わります🥔 いつもありがとうございます🦥✨