東京ヴェルディ🟢 首位相手に逆転勝利!
4月29日
明治安田J1百年構想リーグ 地域リーグラウンド 第13節
東京ヴェルディ vs 鹿島アントラーズ
味の素スタジアム
町田戦が延期となり、中10日空いてのリーグ戦。
昨シーズンから勝利できていない鹿島アントラーズをホームに迎え撃つ一戦となった。
前節出場停止だった染野、宮原、新井は今節復帰。
しかし試合数日前のトレーニング後、城福監督への取材で山見の再びの長期離脱が明らかになった。
昨年に右膝前十字靱帯損傷で長期離脱し、今シーズン復帰したばかり。
トレーニングマッチの記事で途中交代を見た時は、まさか長期離脱とは思っていなかった。
今シーズンも途中出場が多く、まだ万全ではない中で出場時間を調整しているのだと思っていた。
再発なのか別部位なのかは公式発表がなく不明だが、切れ味鋭いドリブルが武器の選手にとって、膝の怪我は非常に厳しいものだと感じる。
スタメン
GK:長沢
DF:鈴木、林、井上
MF:深澤、平川、森田、吉田
FW:松橋、染野、熊取谷
出場停止明けの染野がスタメン復帰。
ベンチ
馬渡、宮原、内田、斎藤、稲見、仲山、新井、白井、寺沼
出場停止明けの宮原、新井はベンチスタート。
内田と仲山が久しぶりのベンチ入り。
試合経過(前半)
13時キックオフ。
序盤は前からプレスをかけ、相手陣でボールを奪う時間が続く。
アウェイでは自陣に押し込まれて苦しんだだけに、良い入りだったが得点にはつながらない。
15分頃から徐々に相手にボールを握られる展開へ。
19分
クロスからゴール前の混戦となり、クリアしきれず先制を許す。
34分(同点ゴール)
相手陣でプレスを継続。後ろ向きの安西に圧力をかけ続け、コントロールミスから中央へボールがこぼれる。
熊取谷がダイレクトで放ったシュートは、GKの頭上を越える美しい放物線でゴール。
同点に追いつく。
40分(逆転)
ハーフウェイライン付近で染野がボールを受けてターン。
裏へ抜ける松橋へスルーパス。松橋がPA内に侵入しゴール前は2対1の状況を作ると、フリーとなっていたファーの吉田へクロス。
これをヘディングで沈めて逆転。
43分
染野が三竿のタックルを受ける。流れた後にファールとなりイエローカード。
VARでオンフィールドレビューとなるも、判定はイエローのまま。
前半終了
東京ヴェルディ 2-1 鹿島アントラーズ
スタッツ(前半)
シュート数:8 / 7
枠内シュート:4 / 3
ゴール期待値:0.52 / 0.99
走行距離:54.5 / 51.2
ボール保持率:40% / 60%
ゴール期待値0.52で2得点は非常に効率的。
保持率は劣るが、シュートに至る攻撃はヴェルディの方が多かった。
後半
メンバー交代なしでスタート。
序盤は相手に持たれる時間が続くが、枠内シュートは許さない。
逆にヴェルディは少ないチャンスで枠内シュートを増やすも追加点は奪えず。
21分(交代)
熊取谷 → 斎藤
松橋 → 新井
25分(退場)
前からプレスをかけ続け、相手の後方ビルドアップのミスを突く。
齋藤が三竿の死角からボールを奪いに行きファールを受ける。
三竿は2枚目のイエローで退場。数的有利に。
以降はヴェルディがボールを持つ時間を増やすが、追加点は奪えず。
終盤は逆に押し込まれる場面も発生。
45分
新井 → 白井
途中出場の新井が交代。
ボールロストが複数回あり、この交代は妥当な判断だと感じた。
試合後に城福監督の話にもあったが、守備をさぼっていたりしていたわけではないが、出すエネルギーが良い方向に行っていなかった。
49分(アクシデント)
吉田 → 宮原
ペナルティエリア付近で相手と接触後、吉田が倒れ込み担架で退場。
膝を抑えていたこともあり非常に心配な状況。
終盤はコーナー付近で森田・染野が時間を使い試合をコントロール。
鹿島の得意とする形をやり返す形となった。
アディショナルタイム9分を経て試合終了。
試合結果
東京ヴェルディ 2-1 鹿島アントラーズ
スタッツ(試合全体)
シュート数:15 / 9
枠内シュート:5 / 3(後半は枠内シュート0)
ゴール期待値:1.29 / 1.05
走行距離:116.4 / 107.7
ボール保持率:40% / 60%
後半は枠内シュートを一本も打たせなかった点が大きい。
シュート数に対して枠内が少ない点は課題として残る。
首位で好調の鹿島相手に久しぶりの勝利。
前からのプレスが機能し、安西のミスや三竿の退場を誘発した点も勝因となった。
奇しくも元ヴェルディの選手が試合の流れに関わる形となった。
相次ぐ負傷者
試合前に山見の長期離脱が発表され、さらにこの試合では吉田が負傷。
接触プレーで膝にダメージを受けたように見え、担架で退場。
メディカル到着前に味方からも×サインが出ており、深刻な状態がうかがえた。
ノーファール判定に対して監督も納得していない様子だった。
接触した選手や相手FWの鈴木も心配そうに見守り、立ち去る際には頭を横に振る仕草も見せていたので重症だと感じとったのか。
担架に乗った吉田にはベンチメンバーも駆け寄り声をかける場面があった。
大きな怪我でないことを祈る。
吉田は今季、途中出場から得点を重ね、チーム得点ランキングでも
トップタイ。
キッカーとしても重要な存在であり、山見と同時離脱となると攻撃での
得点源とプレースキッカー2選手を欠くことになり打撃は大きい。
百年構想リーグ終盤と2026-27シーズンへ
仮に2人が長期離脱となれば、半年以上不在の可能性もある。
新シーズン前半を欠いた状態で戦うリスクも出てくる。
井上の台頭でCBの選択肢は増え、宮原のWB起用も可能になった。
内田の復帰もあり選手層は一定あるが、
左利き
得点力
プレースキッカー
この3点を兼ね備える吉田の代替は難しい。
山見のドリブルとプレースキック能力も同様に貴重だ。
さらにシャドーの福田も負傷がちで、フルシーズン稼働は難しい見込み。
補強の難しさはあるものの、戦力維持だけでは厳しい状況になる可能性もある。
他クラブは積極補強に動くことが予想され、ヴェルディの主力にもオファーが来る可能性は高い。
現有戦力の維持と成長、新戦力の獲得による上積みが求められる。
次節へ
今節から延期分も含め連戦が続く。
次節は5月3日、ホームで柏レイソル戦。
前回対戦は劇的な逆転勝利だったが、内容面では課題も多かった。
結果だけでなく内容でも成長を見せたい一戦となる。
