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反響があるのに決まらない時に、現場でまず確認していること


反響はある。
問い合わせもゼロではない。
それでも決まらない。

この状態は、オーナーさんにとって一番つらい局面だと思います。
「何が悪いのか」が見えにくいからです。

ただ、現場で見ている限り、
反響がある時点で希望は残っています。
少なくとも“見られてはいる”状態です。

あとは、どこで止まっているかを一つずつ整理すればいい。
うちの会社では、こういう時にいきなり家賃を動かすことはしません。
まず、次のポイントを順番に確認します。

  1. 反響は「来てほしい人」から来ているか

反響があっても、
ターゲットがズレていると決まりません。

例えば、
ファミリー向けの部屋に単身の問い合わせばかり来る。
単身向けなのに二人入居の反響が多い。

この場合、条件よりも
写真や募集文の方向性がズレていることがほとんどです。

「誰に向けた物件なのか」
それが、ちゃんと伝わっているか。
ここを最初に見ます。

  1. 内見が少ないなら、写真と募集文で止まっている

問い合わせはあるのに内見が入らない。
このときは、ほぼ確実に
“見に行く理由”が足りていません。

写真が暗い。
枚数が少ない。
部屋の良さが伝わらない。

募集文も、
設備の説明だけで終わっていて、
暮らしのイメージが浮かばない。

内見は、時間を使う行動です。
そこまで踏み出す理由が見えないと、
どうしても後回しになります。

  1. 内見はあるのに決まらないなら、断り理由を見る

内見までは来ている。
それでも決まらない。

この段階まで来ると、
原因はかなり具体的です。

・思ったより暗かった
・収納が足りなかった
・周辺環境が気になった
・水回りの印象が弱かった
・他の物件と迷っている

こうした断り理由は、
管理会社や仲介会社から取れることが多いです。
(取れない場合は、取れるようにお願いしています)

理由が分かれば、
対策も自然と絞れます。

  1. 比べられている「相手」を把握しているか

決まらない時、
借りる側はほぼ必ず他の物件と比べています。

その相手を知らないまま対策すると、
どうしてもズレます。

・相手は築浅か
・駅距離が近いか
・初期費用が軽いか
・写真が強いか

勝てないところを追いかけるより、
勝てるポイントをきちんと伝える。
うちの会社では、ここを重視しています。

  1. 家賃ではなく、初期費用で止まっていないか

反響があるのに決まらない時、
家賃ではなく初期費用がネックになっているケースも多いです。

礼金、フリーレント、鍵交換、クリーニング。
このあたりは、
家賃を下げるよりも調整しやすく、
ダメージも限定的です。

だから、
家賃を動かすのは最後。
これは現場で共通している考え方です。

最後に

反響があるのに決まらない時ほど、
焦りが出ます。

でも、ここは大きく動くより、
止まっている場所を一つずつほどいていく方が、
結果的に早く決まることが多いです。

見られているなら、可能性はあります。
だからこそ、家賃を下げる前に、
「どこで止まっているか」を冷静に整理する。

これが、
うちの会社で大切にしている順番です。

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