浴室乾燥機を付けるか迷ったときに考えていること
空室が続いたとき、
多くのオーナーさんが一度は考えるのが
浴室乾燥機です。
・人気設備らしい
・あると印象がいい
・提案されることも多い
だからこそ、
「付けた方がいいのでは」と思う。
これは自然な流れだと思います。
ただ、現場で見ていると
浴室乾燥機は“効く時と、ほとんど効かない時”がはっきり分かれる設備です。
評価はされる。でも、それだけのことも多い
内見に来た方は、
浴室乾燥機があるとだいたい一度は触れます。
「いいですね」
「便利そうですね」
この反応は確実にあります。
ただ、その後
申込に進むかどうかには、
あまり直結しないことが多いです。
つまり、
印象は良くなるが、
決定理由にはなりにくい設備です。
効果が出るのは、生活が決まっている人
浴室乾燥機が本当に役立つのは、
生活スタイルがはっきりしている入居者です。
帰宅が遅い
日中は不在
外に干せない
こういう生活の人にとっては、
設備の意味が明確になります。
逆に、
日当たりが良い
ベランダが使いやすい
在宅時間が長い
こうした場合は、ほとんど使われません。
「付いている設備」と「使う設備」は違う
住んでからの話を聞くと、
浴室乾燥機は
“安心感の設備”になりやすいです。
いざという時は使える。
ただ、日常的には使わない。
理由はシンプルで、
電気代を気にされるからです。
借主は、
使えるかどうかではなく、
使い続けるかどうかで判断します。
判断するときの順番
もし迷ったら、
設備の前にこの3つを確認します。
・内見は入っているか
・断り理由は取れているか
・不満は設備に関係しているか
ここが曖昧なまま設備を足すと、
空室の原因とズレた対策になりやすいです。
最後に
浴室乾燥機は、
悪い設備ではありません。
ただ、
空室を解決する設備でもありません。
必要な物件には効果がありますが、
必要でない物件では、
評価だけが増えて結果は変わらないことも多いです。
付けるかどうか迷った時は、
設備の良し悪しではなく、
その部屋に住む人の生活を想像してみてください。
そこが合えば、意味があります。
合わなければ、別の対策の方が効きます。
