仲介会社はすべての物件を同じ熱量で紹介しているのか
オーナー様からよく聞かれる質問があります。
「募集は出しているはずなのに、なぜ決まらないのでしょうか」
掲載もされている。
条件も極端に悪くない。
それでも動かない。
このとき、
「タイミング」や「時期」の話で終わることがありますが、
現場感覚では、もうひとつの要素があります。
それが、
紹介のされ方です。
紹介には“温度差”がある
賃貸の仲介現場では、
来店されたお客様に複数の物件を提案します。
このとき、
すべての物件を同じ順番、同じ説明量で
紹介しているわけではありません。
・先に見せる物件
・詳しく説明する物件
・軽く触れるだけの物件
実際には、ここに差が出ます。
なぜ差が生まれるのか
理由は複雑ではありません。
営業担当は、
「決まりやすい」と感じる物件から案内する傾向があります。
・内見したときの印象が良い
・お客様の希望に合いやすい
・案内しやすい
こうした要素が揃うと、
提案の優先順位が自然と上がります。
逆に、
説明が難しい物件や
案内後のイメージが湧きにくい物件は、
後回しになることがあります。
設備や条件以外で差が出る部分
ここで重要なのは、
家賃や設備だけで決まっているわけではないことです。
・写真の印象
・募集図面の分かりやすさ
・内見時の第一印象
こうした要素が、
紹介の優先順位に影響します。
つまり、
条件が悪いから紹介されない、
とは限りません。
印象が弱いと、
提案の後ろに回ることがあります。
オーナー様が確認できること
もし動きが少ないと感じたときは、
一度次の点を確認してみてください。
・写真は十分に用意されているか
・室内の印象が伝わる募集内容になっているか
・内見時にマイナス要素が目立っていないか
ここが整うと、
紹介される機会は増えやすくなります。
最後に
空室対策というと、
家賃や設備の話になりがちです。
ただ、
実際の現場では
「紹介のされ方」も大きく影響します。
同じ条件でも動く物件と動かない物件があるのは、
ここが関係していることも少なくありません。
募集は出ているのに決まらないとき、
条件だけでなく
見せ方の部分も一度見直してみると、
変化が出ることがあります。
