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退去時の高額な原状回復費用、そのまま承諾していませんか?


本日は賃貸経営の支出のなかでも、特に頭を悩ませることの多い「退去時の原状回復費用」についてお話しします。

入居者が退去したあと、業者から上がってきた見積もりを見て「こんなにかかるの?」と驚いた経験はないでしょうか。

結論から言うと、業者から出てきた初回の見積もりを、そのまま鵜呑みにしてはいけません。

現場で多くの見積もりを見ていると、適正価格から大きく乖離しているケースに直面することが多々あります。 実は私自身、現在もある物件で、相場より明らかに高い見積もりを出してきた業者と原状回復費用の交渉をしている真っ只中です。

高額な見積もりが上がってきたときに確認すべきポイントは、大きく2つあります。

まず、単価は適正か。 クロスの張替えやクッションフロアの交換など、平米あたりの単価が相場より上乗せされていないかを確認します。少しの単価の違いでも、部屋全体になると大きな金額の差になります。

次に、施工範囲は妥当か。 本当にそこまで交換する必要があるのか。クリーニングや部分補修で対応できるものを、すべて「新品交換」として計上していないかを見極めます。

ただ「高いから安くしてくれ」とお願いするだけでは、交渉はうまくいきません。 「この平米数なら、通常はこのくらいの金額になるはずだ」「この箇所はクリーニングで十分対応可能ではないか」と、具体的な根拠を持って話し合う必要があります。

質の高い賃貸経営を行うためには、ただ業者に丸投げするのではなく、見積もりのブラックボックスを開け、不要なコストを削るステップが不可欠です。

現在行っている業者とのタフな交渉プロセスについても、ひと段落したら、一つのノウハウとして皆さんに共有できればと考えています。

次回の原状回復工事の際は、ぜひ見積もりの「明細」にじっくり目を通してみてください。

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