ディープなブラックバスのトップウォーターフィッシングの道具たち
5月24日、日曜日18時になりました。
こんばんは、大人の「外遊び」ナビゲーターの髙原です。
アウトドアにうってつけの良い季節で釣りにキャンプにと「外遊び」に忙しく、日曜日のこの時間はすでに眠い今日この頃です。
あなたの「外遊び」はいかがでしたか?
先週は、私が30年以上心酔している「トップウォーターバスフィッシング」の水面が爆発するような興奮と魅力についてお話ししました。
前回の記事を読んで「水面大爆発」という言葉にワクワクしたという声をいただき、私も改めて「あの興奮をあなたにも味わってほしい!」という思いを強くしました。
少年時代に抱いたあの無垢な好奇心を大人になった今だからこそ、より深く、より贅沢に味わい尽くす。
あなたにそんな「大人の外遊び」の深淵を今週もお届けしていきたいと思います。
さて、今週のテーマは「ディープなブラックバスのトップウォーターフィッシングの道具たち」です。
この釣りの楽しさの1つに「道具にトコトン拘る」という一面があります。
私が愛して止まないブラックバスのトップウォーターフィッシングの道具は性能や軽量化重視の現代の釣り道具とは一線を画し、所有しているだけでよろこびに浸れる相棒のような存在なのです。
現代の釣り竿は、ロッド(竿)とグリップ(持ち手)が一体になっているのが当たり前ですが、このトップウォータバスフィッシングの世界では「ロッド(竿)」、リールを固定する「グリップ(持ち手)」は別々で、自分の好みで自由に組み合わせる楽しみがあります。

ロッド(竿)も最新の軽量なカーボン製ではなく、昔ながらの粘りのあるグラスファイバー製のロッド。
スレッド(竿の飾り糸)できれいにラッピングされ、つなぐ金属製のグリップ(持ち手)は握る部分は銘木をあしらい、もはや芸術品のようです。

そしてクラシックな趣のある丸形のベイトリールを装着すると、まるで拳銃を持っているようなズッシリとした重厚感を味わうことができるのです。

手に伝わる金属の冷たさやクラッチ(リールの糸をフリーに出すためのボタン)を切ったときの「カチッ」というメカニカルな操作音を五感で楽しむ。これもトップウォーターバスフィッシングの楽しみ方の1つなのです。

そして、この世界には「コレクター」としての愉しみ方があります。
一つは、長い歴史をもつアメリカの「ヘドン(Heddon)」などのオールドルアーです。
100年以上の歴史を持つブランドの稀少なモデルやカラーは、それがプラスチック製であるにもかかわらず、今や芸術的な価値を持つコレクターズアイテムとして、時に数十万円という高額で取引されることもあります。

もう一つは、日本独自のカルチャーとして発展したハンドメイドルアーの存在です。
日本人の繊細な感性で生み出されるハンドメイドルアーは、もはや工芸品の域に達しています。

エアーブラシを使った透き通るように美しい塗装や、和の趣を感じさせる独創的なフォルム。

こうした「見ているだけでも満足できる」逸品を一つひとつ眺めながら、お気に入りの道具を肴に、ゆったりとお酒を嗜む時間は至福のひとときです。グラスを傾けながら、道具の造形美を眺め、次にフィールドへ立つ日の姿に思いを馳せる。
この豊かな時間こそが、あなたの明日への活力になります。
我々40~50代の「外遊び」は、普段仕事で追い求めている効率なんてものは捨て去り、「自分の好き」に拘りぬくこと。
あえて「手間」や「不便さ」の中に宿る美しさを見出し、あなただけの「至福の相棒」を揃えていく。
こうしたプロセスがあるからこそ、狙った通りにブラックバスを誘い出したときの感動は、生涯忘れることのないあなただけの思い出になります。

普段、ストレスを抱えながらも懸命に頑張っているあなたにこそ、1日の中でほんのわずかな時間でもいいので、日常から解放される「没頭できる自分だけの時間」が必要です。
五感を揺さぶるような「あなただけの拘り」を見つけてみてください。
次回は、「トップウォーターバスフィッシングへの挑戦」をお届けします。
一生モノの道具とともに、あなただけの色褪せない記憶を
それでは、また来週の日曜日にお会いしましょう。
あなたの明日からの1週間が、心整う健やかなものでありますように。
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