田んぼだったところを、大豆に。
毎年やっていることなのに、 最初の一粒をまく日は少しだけ緊張します。


ついこの前まで、
ここには、 水があった。
風が吹けば、 稲が揺れていた。
今は、 土。
同じ場所なのに。
田んぼだったところを、 大豆にする。
土の中へ、 一粒ずつ預けていく。
芽が出るかは、 まだわからない。
だからだろうか。
最初の一粒は、 毎年少しだけ緊張する。
📝あとがき
稲作をしていると、
田んぼは田んぼのまま続いていくように見えるかもしれません。
でも、この場所は、 稲を育てる年もあれば、 大豆を育てる年もあります。
毎年見ている景色なのに、
水が張られた田んぼから、 乾いた畑へ変わる瞬間は、 少し不思議な気持ちになります。
種をまいたあと、 農家にできることは意外と多くありません。
土や雨や太陽を信じて、 待つ時間が始まります。
🌱追伸
新潟市西蒲区で、 お米と大豆を栽培しています。
田んぼだった場所を畑として利用し、 大豆を育てるのも、この地域の農業のひとつの風景です。
