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創建1400年、京都の世界遺産と同じ神様を祀る神社―栃木佐野「賀茂別雷神社」

京都・上賀茂神社(世界遺産)と同じ神様を祀り、創建はなんと西暦669年。約1400年の歴史を持ちながら、毎月絵柄が変わるアート御朱印や、今どきの楽しみ方もある神社──それが賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)です。

「佐野といえば、佐野ラーメンと厄除け大師でしょ?」と思っているあなたに、ぜひこの神社もオススメしたいです。

賀茂別雷神社とは?

菊沢山(きくざわさん)の中腹に静かに鎮座する、
栃木県佐野市の神社です。

正式名称
賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)
所在地
栃木県佐野市多田町1506
御祭神
賀茂別雷命(かもわけいかづちのみこと)
創建
天智天皇8年(669年)
公式サイトhttps://tadakamowake.com/

拝殿横と第二駐車場(20台以上)があり、どちらも無料で利用できます。石段前の鳥居側から入る方法と、車で境内内まで上がれるルートの2通りあり、足が不安な方も安心です。

歴史 ── 1400年前、神様のお告げから始まった

賀茂別雷神社の始まりは、
今から約1400年前の天智天皇8年(669年)のこと。

「雷の神を祀れば、この土地は富貴安静となる」という神宣(神のお告げ)を受け、京都・山城国に鎮座していた上賀茂神社の御神霊を、菊沢川の水源「菊澤」の地に勧請(かんじょう)して社殿を建立したのが始まりです。

ここで登場する上賀茂神社(正式名称:賀茂別雷神社)とは、京都最古の神社のひとつでユネスコ世界遺産にも登録されている格式ある神社。その御神霊を約1400年前に栃木の地にお迎えしたのが、佐野市の賀茂別雷神社です。

その後の歩みも壮大です。神社の御神徳の広大さが認められ、正徳5年(1715年)には最高位「正一位」の神階を賜りました。江戸時代の元文5年(1740年)には本殿が菊澤山の山頂付近に移築され、さらに明治42年に現在地に遷座。翌1910年(明治43年)には氏子の念願によって社殿が整備され、現在の姿に至っています。

ご祭神とご利益

主祭神の賀茂別雷命(かもわけいかづちのみこと)は、古くより山の神・農業の神として崇敬されてきた力強い神様です。

主なご利益

  • 落雷除け・嵐除け

  • 五穀豊穣・五穀成就

  • 厄除招福

  • 縁結び・良縁

  • 家内安全・交通安全

  • 福徳成就・直感力向上

  • 延命長寿・商売繁盛

  • 天下泰平

配神(はいしん)として、禰禰杵尊・賀茂建角身命・玉依姫命もお祀りされており、幅広い願いに応えてくれる神社です。

見どころ① 石段と鳥居 ── 山の神域へのアプローチ

参道の入口に立つ一の鳥居をくぐると、長い石段が出迎えます。

石段を一段一段上っていくと、途中に狛犬が配された平坦な踊り場があり、また石段が続きます。上りきった先の手すりには「おつかれさまでした」の文字。思わずほっこりさせられるこの心遣いも、この神社の温かさを感じさせる小さな見どころのひとつです。

車で境内内まで上がることもできるので、石段が難しい方はそちらのルートもご利用ください。

見どころ② 本殿 ── 宝暦11年建築の歴史ある社殿

現在の本殿は宝暦11年(1761年)に建築されたもの。明治43年に現在地へ遷座し、今に至ります。

禅宗方丈様式の静けさとは対照的な、神社らしい荘厳さを持つ社殿。山の木々に囲まれた境内の中で、凛とした存在感を放っています。

見どころ③ 奥宮と菊澤山の展望 ── 晴れれば富士山も

本殿奥には、山道を徒歩約10分上った先に奥宮があります。

かつて明治41年まで社殿が鎮座していた菊澤山の頂上付近に、令和元年(2019年)に有志の手によって祠が祀られ、賀茂別雷命の本源の地として復活しました。

眺望は抜群で、天気のよい日には富士山を望むことができるとも伝わります。また夕景の美しさでも知られており、参拝後に少し足を延ばしてみる価値がある場所です。

見どころ④ 14社の摂社・末社 ── どんな願いも叶う境内

広い境内には、本殿のほかに14社もの摂社・末社が点在しています。

産泰神社・機姫神社
安産・子育て・縁結び・女性の守護神
浅間神社
縁結び・良縁祈願八坂神社厄除け・疫病退散
秋葉神社
火災消除
夕日森天満宮
学業成就
猿田彦新宮
みちひらき(導きの神)
大宮神社
家内安全・所願成就

産泰神社と機姫神社は、ご婦人の守護神として北関東を中心に信仰を集めてきた神社。機姫神社には機織りの大神「天棚機姫神」が合祀され、平成22年に社殿も建て替えられました。縁結び・安産祈願に、多くの女性が訪れています。

御朱印 ── 毎月絵柄が変わる「雷くん御朱印」が大人気

賀茂別雷神社の御朱印は、関東屈指のアート御朱印として御朱印コレクターの間で熱い注目を集めています。
神社のオリジナルキャラクター「雷くん」が毎月違う絵柄で登場する御朱印は、季節や行事にあわせたユニークなデザインが魅力。たとえば2月には節分をテーマに「山盛りの豆を持って鬼退治にやってきた雷くんと、落っこちた豆を教えてくれる優しい鬼」が描かれるなど、ストーリー性があって思わず集めたくなります。

御朱印の種類

  • 通常の御朱印

  • 毎月限定の雷くん御朱印(月替わり)

  • 誕生月限定の御朱印

  • 期間限定・コラボ御朱印

御御朱印帳も充実しており、配神の玉依姫が表紙の御朱印帳(西陣織と金の糸仕上げ)や、ぷくぷく(福福)雷くん御朱印帳(3,500円)なども授与されています。

御朱印の受付は拝殿正面向かって左側の授与所にて。土日祝は行列ができることもあるので、時間に余裕をもって訪れるのがおすすめです。

木花咲耶姫 御朱印
境内で暮らすビックな猫様、姫ちゃんの御朱印

授与品 ── むすび帯守りや雷くん運みくじ

御朱印のほかにも、賀茂別雷神社ならではの授与品が充実しています。

  • むすび帯守り ── 縁結びの御守り

  • 雷くん運みくじ守り ── キャラクターみくじがついた可愛らしいお守り

  • 家内安全のお札(上賀茂神社のご祭神と同じ賀茂別雷命を祀る)

授与品の最新情報は公式サイトやInstagramでチェックしてみてください。

アクセス情報

車でのアクセス
北関東自動車道「佐野田沼IC」から約4分(約3.9km)が最も近いルートです。 「佐野藤岡IC」からは約27分(約13.3km)。 国道293号線沿いに位置しています。

※注意:同じ293号線沿いに別の「賀茂別雷神社」がある(足利方面)ので、カーナビは「佐野市多田町1506」で設定するのが確実です。

電車でのアクセス
東武佐野線「多田駅」より徒歩約4分と、電車でのアクセスも便利です。

駐車場
石段前の鳥居横に駐車場あり(無料)
車で境内内まで上がれる第二駐車場(20台以上・無料)もあり、足の不安な方にも安心です。

まとめ ── 1400年の歴史と現代の楽しさが共存する神社

京都の世界遺産・上賀茂神社と同じ神様が、1400年前からこの栃木の地に鎮座している──そのことを知るだけで、足を踏み入れたときの空気の感じ方が変わります。

奥宮への山道を歩き、境内の湧水に触れ、毎月変わる御朱印を手に取る。
ひとつひとつの体験が小さな発見に満ちた、そんな神社です。

佐野市を訪れる際は、佐野厄除け大師と合わせて、ぜひ賀茂別雷神社にも立ち寄ってみてください。きっと「また来たい」と思える、居心地のよい神社に出会えるはずです。

追伸
最近、お参りの際に撮影した写真を動画にして、𝐈𝐧𝐬𝐭𝐚𝐠𝐫𝐚𝐦とᕷ𝙏𝙞𝙠𝙏𝙤𝙠に投稿するようになりました。そのため、なかなか記事を書けずにいます。ですが、文章を書くことも好きなのでゆっくり続けていこうと思っています。
好き❤️が励みになります。
今後ともよろしくお願いいたします。

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