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【マッチレポート】J1百年構想リーグ 第15節 清水エスパルス vs セレッソ大阪

2026年5月6日(水・祝)13:00KO
明治安田J1百年構想リーグ 地域リーグラウンド 第15節
会場名:IAIスタジアム日本平
清水エスパルス 1(5 PK 3)1 セレッソ大阪
得点:19分 田中 駿汰(C大阪)
   90分 マテウス・ブエノ(清水)

清水エスパルス
セレッソ大阪

執念が実を結んだPK勝ち!
最後まで諦めない姿勢が勝点2を呼び込む!

見どころ

【清水エスパルス】

前節アウェイで京都と対戦した清水は、16分に右サイドからのロングパスで背後を取られ、ループシュートをGKの頭上に沈められて先制を許した。しかし、終了間際に京都の退場者が出ると、1点を追う展開ながら、数的優位を得て前半を折り返した。エンド変わると、清水は数的優位を存分に活かし、64分にはボックス手前から放った強烈なミドルがGKの手を弾いてゴールに吸い込まれ、同点に追いついた。さらに68分、ペナルティエリア左から後方に持ち出しながら放ったコントロールシュートが右隅に突き刺さり、逆転に成功した。終盤の猛攻をしのいだ清水が、連敗を3でストップした。​​​​​​​​​​​​​​​​

【セレッソ大阪】

一方、ホームで福岡を迎え撃ったC大阪は、11分に中盤でボールを奪われショートカウンターを受けると、強烈なミドルシュートを叩き込まれ先制を許した。その後も福岡の堅守に苦しむ展開が続いたが、前半終了間際、獲得したCKから同点に追いつき、試合を振り出しに戻した。エンド変わった後半も両チームが激しく攻め合う展開となったが、スコアは動かずそのままPK戦へ。C大阪はキッカー全員が冷静にゴールを沈め、4-3で勝利をつかんだ。スタメン全員を入れ替えた中での白星は、チームの選手層の厚さを証明する価値ある一戦となった。

【今節のポイント】

今節は、アウェイで連敗をストップした清水がホームアイスタに戻り、勢いそのままに連勝を狙う。迎え撃つC大阪は2試合連続でPK戦を制し、その流れを引き継いでアウェイに乗り込む。上位進出をかけた西の直接対決、見逃せない一戦だ。​​​​​​​​​​​​​​​​

主導権を握りながらも、セットプレーで先制を許した清水

前半立ち上がりから、清水はボールを保持しながらリズムをつかもうとするが、C大阪の組織的な守備ブロックを崩しきれず、なかなかゴール前に迫れない展開が続いた。互いに慎重に様子を見ながら試合が進む中、清水はサイドを起点に攻撃を組み立てようとするが、C大阪の切り替えの速さに苦しみ、シュートまで持ち込める場面がなかなか生まれない。しかし19分、先にスコアを動かしたのはC大阪だった。柴山昌也が蹴り出した右CKに石渡ネルソンが競り合うと、こぼれ球を田中駿汰にヘディングで押し込まれ、清水は先制を許してしまう。反撃に出たい清水は、28分に右サイドをオ・セフンが力強く突破してクロスを上げると、ファーサイドでフリーになっていた中原輝が左足ダイレクトで合わせた。しかしシュートはGKキム・ジンヒョンの正面を突き、こぼれ球に中原自身が反応するも枠を捉え切れなかった。惜しい場面を作りながらも得点には至らず、清水はその後も攻撃の圧力を強め続けた。左右にボールを動かしながらC大阪のブロックをこじ開けようとしたが、最後の局面では身体を張った守備に阻まれ続けた。結局、決定的なシュートを放てないまま、1点ビハインドのまま前半を折り返す。

終盤のPKで追いつき、PK戦を制した清水が2連勝を達成

エンド変わると、清水は2枚替えで流れを変えにいった。GKを梅田透吾から沖悠哉に、前線は中原輝からカピシャーバへと入れ替え、フレッシュな力でゴールをこじ開けにいく。交代直後から清水は攻撃のテンポが上がり、C大阪陣内に押し込む時間が増えた。60分、嶋本悠大が左CKを送り込むと、ファーサイドで髙橋利樹が折り返し、住吉ジェラニレショーンがヘディングで叩きつけたが、ボールはクロスバーを直撃し同点とはならなかった。あと一歩のところで得点が生まれない展開に、清水ベンチはさらに動く。62分に吉田豊に代えて本多勇喜、68分に髙橋利樹から千葉寛汰を投入し、76分にはオ・セフンからアフメド・アフメドフを送り込んで攻撃に厚みを加えた。74分にはカピシャーバがPA内から強烈な左足シュートを放ったが、ボールはゴール左へと外れた。それでも清水は前がかりの姿勢を崩さず、ゴールを追い続けた。そして85分、アフメド・アフメドフがPA内で畠中槙之輔のファウルを誘い、清水がPKを獲得。キッカーのマテウス・ブエノが冷静にゴール右へ沈めて同点に追いついた。1-1のままPK戦に突入すると、GK沖悠哉がC大阪3人目の畠中のシュートをストップする大仕事を果たす。清水のキッカー全員がゴールを決め、5-3でPK戦を制して2連勝を達成した。​​​​​​​​​​​​​​​​

総括

試合全体を振り返ると、清水にとってまさに執念の勝利だった。前半からボールを保持してC大阪陣内に攻め込む時間は作れていたが、相手の組織的な守備ブロックを崩しきれず、押し込みながらも仕留めきれない、もどかしい展開が続いた。そこにセットプレーから先制点を許し、1点を追う苦しい状況に追い込まれる。エンド変わってからも攻撃のテンポは上がり、決定的なシーンを何度も作り出したが、クロスバーに嫌われるなど、なかなかゴールが遠かった。それでも清水は前がかりの姿勢を崩さず、終盤にPKをもぎ取って同点に追いついたメンタリティは特筆に値する。PK戦でも全員が冷静にゴールを沈め、GKがC大阪の3本目を止める大仕事を果たして勝利をつかんだ。かねてから苦手意識の強かったC大阪に勝利したことは、チームにとって大きな自信となるはずだ。2連勝という結果以上に、どんな状況でも諦めない姿勢がこの試合で証明された。​​​​​​​​​​​​​​​​

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