新潮文庫に近づくな!? 〜リリーフランキー 「女子の生きざま」
ども。はざまです。
ことばの断片。その19 リリーフランキー 「女子の生きざま」
小説のことば、日常のことば。
その密かな世界を、探っていきますよ。
「女子といえばシールですな。・・・普通の紙だと平気でゴミ箱にポイポイ捨てるのに、裏にノリが塗ってあるだけで、なんだか捨てられませんな。」
(リリーフランキー・「女子の生きざま」・新潮文庫)
この本は、至って真面目な人文学的エッセイです。
前世紀に記されたもので、文化的には時代を感じる記述も多々ありますが、ご子息のために、あるいはご自分のために○ン○ンドロップシールを血眼になって探す30代、40代女子の方々をロフトやドンキなどの文具売り場にて頻繁にお見かけする今日この頃、
上記のシールの件は、30年近く経過していまだに輝きを失うどころか、永久の真理として神々しく光り輝いています。・・・・・・・
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え、この本、既に読んだことあるんですか?
え、下ネタ満載のエロ本?
いやいや、ワタクシは昭和の人間なので、間違っても新潮文庫にエロ本が収録されているなんて、信じませんよ。なんてったって、文学の香り高き新潮文庫なのですからね。
この本をいつものように、通常営業でご紹介すると以下のようになります。
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リリー・フランキーの『女子の生きざま』は、一言でいうと「女性の生態や生き方を、男性目線で過激かつユーモラスに語ったエッセイ集」です。
もともとは雑誌連載をまとめたもので、
「幸せな女子になるにはどうすればいいか?」というテーマを、かなり独特な角度から語っています。
ただし、一般的な自己啓発本とは全く違っていて、
「下ネタ・毒舌・ブラックユーモア満載」
「イラスト付きで軽い読み物」
「正しい女性像」というより「ぶっちゃけた男目線の本音」
というのが大きな特徴です。
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まあ、100歩譲って、本文の解説はそうなるとして、まず、表紙をめくると、
写真(グラビア)ページがある。
ふむふむ文庫なのにカラー写真ページとは豪華な人文学的エッセイだな、、、。
1枚めくって、ミニスカ女子を下から見上げるアングルの写真をバックにタイトル、結構キワドイけど、、、、 もう1枚めくって、、、
えっ、、、この見開きは、、、着エロと、、、
モロ、、、、
えっ、エロ本・・・・!?
コンビニに置くとして、紐かけなきゃいけないレベルなのでは、あーりませんか? ていうか、そもそも、置けないんちゃいます?
好きな人の評価
「本音すぎて面白い」「笑える」「スカッとする」
苦手な人の評価
「下品すぎる」「価値観が古い」「不快」
うーん、ワタクシは、絶滅危惧種サブカルガチ勢なので、戦前のエログロナンセンスが輪廻転生したような、この感じはキライじゃないのですが、著者ご本人があとがきで書いていますからね。
「夏目漱石を読む女子とこの本を読む女子とどっちの女子がいい女子かといえば、どっちもダメな女子ですね。」
(同上)
うーん、これは、もしかして、新潮文庫に近づくな、と言う意味かな?
書を捨てよ、町へ出よう。
おおもとはジッドらしいですが、今日のところは、寺山修司は偉大だった、ということにしておきましょう。
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