【星空マルシェ】 空想綴りの観覧車書店 📖 🐋 🎡 〜 Because You Matter~
こんにちは。
旅する語り手、ちっぷです。
わたしたちのお店は、
地図には載っていません。
「会いたいな。」
そんな誰かの想いが空へ届くと、
大きな花鯨がゆっくりと空を泳ぎ始めます。

背中いっぱいに季節の花を咲かせた花鯨。
その背中には、
小さな観覧車と絵本キャラバン。
それが、
わたしたちのアトリエです。
まだ物語になっていない想いを、
一冊の絵本に綴る『旅する絵本屋』さん。
「いらっしゃいませ。」
そう声をかけるのは、わたし。
わたしは旅する語り手。
今日出逢った人の笑顔や、
何気ない一言、
大切な思い出を聞かせてもらいます。
その隣では、絵本職人の澄空が
その想いを一冊の小さな絵本へと綴っています。
だから、この絵本屋さんに並ぶ物は
どれも世界にひとつだけ。
誰かの心から生まれた物語ばかりです。
観覧車は、ゆっくり、ゆっくり回ります。
急がなくていい。
立ち止まってもいい。
一周する間に、
花の香りが風に溶け、
ページをめくる音が空へ舞い、
心の中の景色も少しずつ変わっていきます。
降りる頃には、
みんな少しだけ笑顔になっています。
今日やって来たお客さまは…
句読点の句点(。)さんです。
🍀この物語はワンラビさんのプロンプトで遊ばさせていただいた時に生まれた物語です。
🎡素敵なストーリーを少しアレンジさせていただきました
🐋︶⊹︶🎡︶୨୧︶🐋︶⊹︶🎡︶୨୧︶🐋︶
『句点さんの物語
〜Because you Matter〜』
はじまり はじまり…🌟

花鯨は朝焼けの空を泳いでいました。
背中には、ゆっくり回る観覧車。
観覧車の隣には、
ちっぷと澄空の絵本キャラバン。


花鯨は街へ降り立ちます。
今日は惑星「ポルトリア」の港町で開催中の
#星空マルシェ へお邪魔します⚓
チイノちゃん主催 #星空マルシェ
1番にやって来たのは、
黒くて丸い、小さな句点さん。

ちっぷは笑顔で迎えます。
「いらっしゃい。」
句点さんは小さく頭を下げました。
「ぼく、物語を終わらせるだけの役目なんです。最近は絵文字さんがかわいいし、感嘆符さんや疑問符さんばかり必要とされているんだ。」
「ぼくが来ると、物語は終わっちゃうから……。」
ちっぷは優しく頷いて澄空を見ます。
澄空は静かに一冊の真っ白な絵本を開きました。

澄空は何も説明しません。
ただ、
空を描き、
風を描き、
花鯨を描き、
観覧車を描きました。
そして最後のページ。
文章の終わりに、
小さな「。」
を描きます。
句点さんは少し寂しそう。
すると澄空は、
その次のページをめくりました。
そこには、新しい物語の最初の一文字。
句点さんは目を丸くします。

澄空は句点さんを観覧車へ案内します。
観覧車はゆっくり回り始めました。
一周するたび、
終わった物語は
光になって空へ舞い、
まだ始まっていない物語は
星になって降りてきます。
澄空は言いました。
「句点は終わりじゃない。」
「ページをめくる合図なんだ。」
「だから、君がいるから次の物語が始まる。」

一周すると、句点さんは
ふんわり光り始めました。
その光は、観覧車の灯りになり、
花鯨の背中を照らします。

ちっぷは嬉しそうに言います。
「また一つ、灯りが増えたね。」
句点さんは初めて笑いました。
句点さんは自信に満ちた表情で、新しい物語の草稿の最後にそっと自分の居場所を見つけました。

閉店前、澄空は今日生まれた1冊をそっと本棚へ並べました。
表紙には、
『句点さんの物語〜Because you Matter〜』

その本の最後のページには、たった一つだけ、
小さな「。」
そしてページをめくると、
むかしむかし──
また新しい物語が始まっていました。
〜物語はここで終わり。
でも次のページはいつも始まり。〜

エピローグ🐋🌼
花鯨は、
背中いっぱいの花を揺らしながら、
ゆっくりと夜空へ泳いでいきました。
観覧車の灯りは、
今日生まれた「ありがとう」で輝いています。
その灯りは、
きっと誰かの夜道を照らし、
まだ出逢っていない物語へ続いていくのでしょう。
ちっぷは小さく手を振ります。
澄空は静かに新しい真っ白な絵本を開きました。
まだ何も書かれていないそのページは、
今日も誰かを待っています。
――物語は終わるためではなく、
次のページをめくるためにあるのです。

またどこかの街でお会いしましょう🐳
おしまい。
じゃなくて…つづく。
🐋︶⊹︶🎡︶୨୧︶🐋︶⊹︶🎡︶୨୧︶🐋︶

澄空がちっぷに選んでくれたきつねの置物
チイノちゃんのお店で買えますよ😉



