シリーズ第二章「扉の前で」②
第2話「出会い」
扉を開ける前には、必ず出会いがあった。
そしてその出会いは、新しい扉を開くきっかけとなって、
その後の人生を変えていった。
出会いは、大きく2つに分けられた。
一つは、人との出会い。
一つは、環境やシステム・アイテムとの出会い。
人との出会いは、新しい刺激と自分の知らない情報を与えてくれた。
考え方や価値観は、人と関わる中で厚みや深みを増していった。
一方で、新しい環境やシステム・アイテムとの出会いは、
表現の幅を大きく広げてくれた。
私にとって新しい扉を開くことは、
ゲームや異世界物語で、ボス部屋に入る感覚に似ている。
難しい場面では、一人では進めないことが多い。
だから、誰かに相談したり、力を貸してもらったりして
難局を超えようとする。
最終的には、1人で立ち向かう事になるのだが、これはまた次の話。
出会いがあったからこそ、新しい扉に手をかけることができたのだ。
北海道から東京へ。そして大阪、和歌山、シドニー。
また大阪、神奈川、東京、ソウル、苫小牧、札幌、と移り住む。
職場や環境が変わるたびに、接する人も変わった。
仕事で、バンコク、シンガポール、ソウル、
ハワイ、ロサンゼルスなどに行った。
起きて、行き、見て、歩き、食べ、寝た。
振り返ると、多くの人と出会い、経験を積むことができた。
そして不思議なことに、
新しい人との出会いと重なるように、
新しいシステムやアイテムとの出会いがあった。
ポケベル、ガラケー、そしてスマホへ。
Windows 92、95とインターネット。
そして、ブログとツイッター(現X)
音楽制作では、作詞、作曲、歌、演奏、録音、編集の手作業から
GarageBandやLogic Pro、iMovie、YouTubeに出会う。
その時、扉を開けた先には立派な道があった。
立ち止まっていた時期もあったが、
新しい出会いと共に、新しい扉を開けることができた。
生成AI(ChatGPT、Gemini)や音楽生成AIのSUNOや
画像生成AIのCanvaなど最新のAI群との出会いによって。
啐啄同時(そったくどうじ)」という言葉がピッタリ。
ヒナが卵から出る時、内側から殻をつつく「啐(そつ)」という行動と、
親鳥が外から殻をつつく「啄(たく)」という行動のタイミングが一致し、
殻が割れて生まれてくることと同じで。
まさに、自分の欲望とそれに対応した技術や環境との出会いだった。
だが、忘れてはいけない事がある。
人もシステム・アイテムも、
自分自身の人格や体格が伴わないと、
どちらもうまく扱えない、という事実を。
出会いだけでは、発展できないのだ。
心が一致していないと、人間関係もよく活かせない。
肉体的に技術や体力がなければ、道具も活かせない。
ただ、出会いがあったからこそ、新しい扉が見えたのだ。
その扉の先に希望を夢みて、期待し、
おぼつかない一歩を踏み出したのだ。
これを読んでいるあなたにも、
思い当たる出会いがあったのではないですか?
次回 第3話「選択・決断・行動」
物語の原点は…はてなブログ「地球生活研究所ワシ的日誌」にあります。
https://www.hasehome1192.com
