_WORLDはセブチ沼への招待状【君を失望させないよ】
36℃の猛暑。熱風の中、日を遮るものが一切ないステージで分厚い衣装に身を包みながら歌い踊っている青年達がいる。
地元の小さなイベントスペースで、暇を持て余した中年男性がちらほら座るだけのがらがらの客席を前にハイトーンの髪をなびかせているその様を、私はエアコンの効いた涼しい室内から眺めている。
どこかのアイドルグループだろうか?
気になって日付と場所、イベント名で検索するが、なかなか見つからない。
それらしいグループ名を見つけてそれで検索をかけるが、インターネットの海に沈殿していて、それは浮上することが出来ない。
よっぽど珍しい、例えば防弾少年団みたいなグループ名だったら、検索でヒットしたかもしれないのに。
こうして名前すら知られず私はこのグループの事を忘れてしまう。
かつてこういうステージに彼らも立っていたんだろうなと思いを馳せた。
と同時に、彼らを見つけて、信じ、応援し、輝かせ、私の目に止まらせてくれたこれまでの全てのファン達に、心からお礼が言いたいと思った。
セブチ沼へようこそ
Won't let you down
_WORLDを初めて聞いた時から、この歌詞が頭を離れず、なぜこれほどまでにこの歌詞に心が惹かれるのかずっとわからなかった。
「君を失望させないよ。」
13人のイケメンからの強烈なアプローチ
_WORLDのMVを一言で言うと、タイプの違うイケメンからとにかくアプローチを受けまくるMVである(違う)。
トップバッターはスンチ

「Heyさっきから君を見てたよ」からはじまるスンチの公開ナンパ。
さすがリーダー。常にカラット候補生を品定めしている。
そしてチャラい。チャラすぎる。それなのに、目尻の下がったピュアな笑顔と少年のような笑い声に、あれ?案外悪い人じゃなさそう…とつい電話番号(プレディス本社)を受け取ってしまう。
からの出ました、キムミンギュ~!

冒頭がリーダー。そしてビジュメンキムミンギュというのが、いわゆるセブチの入り口感があって良い。
ほんでこの次がウォヌだからね。
カラットはこの3人を入り口にして沼にはまるのよ。
そして検索する「SEVENTEEN」と。
興味本位の検索のつもりが、徐々にセブチが日常を侵食しはじめる。
曲を聴く、メンバーの名前を覚える、お気に入りが出来る…
結局僕の手をとるはずさ
そしてそこでホシくんがどーーーん!

결국 내 손을 잡을 거야
Cause I know that you've been dreaming
(最後は僕の手をとるはずさ。君はずっとそう夢見てたでしょ。(意訳))
このフレーズはハニバージョンもあって、

セブチの中でもわりと自信家な2人がこのパートを割り当てられてるのが面白い。わざとか?
そして
君が欲しいもの全部あげられるよ
네가 원한 모든 걸 다 줄 수가 있어
(君が欲しいもの全部あげられるよ)
欲しいものあげる担当のお三方



うん、3人とも望むものくれそう。
なんていうか、カラットを楽しませようとするサービス精神があるよね。
この3人には。
Come Come into my world
そして私達を車に乗せて、ニューワールドへ連れて行ってくれるのはボノニ。
Come Come into my world

ちなみに、ウォヌバージョンもある。

そしてサビ。
Won't let you down
なんだけど…

見てよこのキラッキラの笑顔のディノちを!
こんな笑顔で「君を失望させないよ」なんて言われてみぃ!死人が出るぞ。
そして歌もダンスも表情管理も、バラエティすら完璧にこなす努力家のディノちが言うから説得力がすごい。

じゅんぴのWon't let you down
夢のような世界で、まさにAIやCGの世界から出てきたかのようなじゅんぴ。

PDニムが言うなら間違いない。
きっと私達を失望させないと安心出来る。
信じても、いいよね?
ここまで個人カットが多くて、そして全員で歌うのがこれ。
永遠で永遠を
넌 영원을 내게 줘 기쁨의 맛을 더
영원에 영원을 더 더 더 더
(君は僕に永遠をくれる 喜びの味わいを。永遠で永遠をもっともっと)

ここはもうカラットへの純粋な愛の言葉でしょう。
セブチの掛け声に
SEVENTEEN!영원히!빛내 줄게!
(セブンティーン!永遠に!輝かせてあげる!)
というものがある。
カラットが彼らを輝かせて、彼らに永遠を与えるのだ。
そして一番好きなパート
僕は手を離さないから
너에게 넌 나에게
새로운 미래를 열어줘 나 손을 놓지 않을게
Trust in me baby I can see
(僕は君に、君は僕に新しい世界を見せてよ。僕は手を離さないから。)


Won't let you downからのTrust in me
これはオタクが聞きたかった言葉だ。
夢のような世界、悲しみのないそちら側へいつだって私たちは行きたい。
けれども、少しだけある恐怖。
好きになればなるほど、傷つくのが怖い。
本当に私を失望させない?というオタクへのアンサー。
大丈夫だよ。失望させないよ。君が欲しいものをあげられるよ。
Won't let you downを聞いて、私の心がぎゅっとなるのは多分そこだ。
この言葉を言うのはきっと彼らも怖いはずなのに。
これが7年目アイドルの貫禄なのか…

冒頭のアイドルの事を考える。
ガラガラの舞台から日産スタジアムまで。
彼らが自分達を輝かせるファンと出会えることを祈っている。
そして私も、10年目のSEVENTEENを輝かせる光のひとつになりたいと思った。
おまけ
ミューバンのエンディング妖精が最高だから見て。


可愛いーーーー!ホシハニ!!!
大好きなケミ!めっかわ!
_WORLD踊ってるホシハニの笑顔まじでキラッキラ。
ホシくんの周りに金粉が舞って見える。まるでティンカーベルみたい。妖精と天使。
ありがとう。いい薬です。
