人が推されているのを、あと100回は目撃しよう。
物語を仕事にしたい。
そんな夢を叶えるために、向き合わないといけないものがあると思ってて。
それは、「推されている他人」である。
本当は、自分が一番推して欲しいのに。
自分だって、愛されたいのに。
誰か(特に、自分と結構仲良い人)が
誰かに強い愛情を注いでいると、
うらやましさにひりひりしてしまう。
あー…やっぱり、あの人が好きなのか。
自分は、その他大勢なのかなって、自動的に思ってしまう。
でも、そういう私だって、直接話しかけてくれる人はいるし、
創作大賞作品の感想だってたくさんいただいた。
すごく感謝してるのは、ほんとうの気持ちだ。
だから、これ以上…って思うのは、欲張りなのかもしれない。
他人が推されているのを目撃した時に生まれる感情。
その成分を観察すると、嫉妬だけじゃない。
嫉妬と寂しさが結婚して、赤ちゃんが生まれたみたいなやつだ。
嫉妬が生んだ赤ちゃんから、目を逸らしたくなった。
できるだけ他の人が褒められている場所には、出会わないようにしていた。
でも、それでいいの?と思い始めた。
「推して欲しいぐらい仲良い人」が褒めている「他の人」のことを知らないで、私は将来、推される人になれるんだろうか。
人は人。自分は自分。って思えれば一番いい。
でも「この人がなんで褒められているか」から学べることもたくさんあるのではないだろうか。
どうして、この人は文章が優れていると言われるんだろう。
どうして、この人は色気があると言われるんだろう。
どうして、この人の感性は繊細だと言われるんだろう。
褒めている人は、解説してくれる。その人のすごくいいところを。
チュートリアルをくれる。
その人の好みを教えてくれるのだ。
私は、完全に「その人の推し」に狙ってなれるわけではない。
でも、その人が、どういう時に、どんなことを好きになるか。
知らなければ。もっと向き合わなければ。
私は現状から脱却することはできないと思う。
そこから学んだって、自分らしさが消えるわけじゃない。
それで消える自分らしさなんて、自分らしさではない。
決めた。
人が推されているのを、あと100回は目撃しよう。
嫉妬と寂しさの赤ちゃんを預かって、100匹育てよう。
noteなら…簡単に達成できるはずだ。
(了)
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3歳児を育てつつ、スキマ時間に創作を続けています。
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