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野菊の道 《詩》

見覚えのある玄関から
白い道が
太い線のように伸びている
道のなかいっぱいに
白い野菊の一列


思い出のなかの場所
そこにわたしは立っている
柔らかな光に包まれて夢を見る
美しすぎるかがやき
夢から目覚める夢を見る

懐かしさとともに
ほのかな期待がにじむ
過去も未来も溶けこんでいる
そのなかでは

斜めから差しこむ
白くて柔らかい神の光
野菊の道





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