あおり運転対処法😊
2019年に『運転論 あおり運転対処法』という本を出版しました。
今回は、その続編という形式で書かせていただこうと思います。
私がこのテーマを書こうと思ったきっかけは、東名高速のあおり運転死亡事故です。
高速道路であおり続けて、追い越し車線に停車させて、後続のトラックに追突させるという痛ましい事故でした。
追突された車には4人家族が乗っており、お父さんとお母さんが亡くなり、少女2名が生き残りました。たった1人のイライラで両親の命を奪ったこの事件に怒りすら覚えました。
少女2人のことを思うと、いても立ってもいられませんでした。
あおり運転をしていた犯人も、私と同じ福岡県の出身ということもあり、余計に深い憤りを感じました。
というのも、その事故以前から、福岡県の運転マナーの悪さを日常的に感じていたからです。
運転しながらスマホは当たり前だし、タバコの灰を落としながら、吸い終わったら走行中に吸い殻をポイ捨て。
昨今は、ドライブレコーダー装着車が増加したこともあり、かなり激減しましたが、証拠が残らなければ、何でもできる気質が垣間見えます。
そもそも、何故『あおり運転』をするのかは、自分という人間が車という仮面に隠されるため、何をやっても羞恥心がわかないという、『匿名性の環境』が車社会にあるからです。
しかし、このことを拙著の中でこう記しました。
『あなたは、夕方のスーパーのレジでズラリと並んでいる中で、他者を押し退けて、先頭に入る勇気がありますか』
という質問を投げかけました。
その答えは当然、
『順番に並んでくださいと言われるから、非常識なことはしない』
と大半の方は答えますよね。
これが、車社会だといとも簡単にできてしまいます。
それから、車に乗ると『勝負意識』をやたらと持つ人がいます。これも、匿名性の成せる業です。
会社で働いている時に、同僚に対して露骨に勝負意識を示す人はいませんよね。それは何故かと申せば、勝負意識を相手に悟られると、
『こいつ俺に嫉妬してるのか?』
と思われるのが嫌なのです。
ところが、車社会では勝負意識を露骨に出せるのは、やはり仮面をかぶっている意識があるからです。
複数車線で信号待ちをしている時に、小学生の運動会で『よ~いどん』という感覚を持っている人もチラホラいます。
そもそも、車を運転する理由は目的地に行くためです。
しかし、複数車線で前に入られると、イラっとして勝負意識が急に発生したりします。
私も、普通免許を18歳で取ったばかりの頃、前の車が遅かったため、追い抜きをかけたところ、急にスピードを上げてきて、追い抜けない状況を作られたことが何度もあります。
しかも、追い抜けなかったので、後ろに戻ると、急ブレーキなどの嫌がらせをされました。
当然、危ないのでクラクションを鳴らすと、今度は完全に停止させられたので、
若造気質の私は、
『やるならやったろうやないか』
と車から飛び出して、勢いよくドアを閉めて、相手の車にかけよって、こう叫びました。
『おい、コラボケ、危なかろうが。出てこんかいアホンダラ』
と悪態をつきました。
私自身も18歳当時は、筋トレを趣味のようにしていて、大学にも、夏場はチビTシャツを着て、筋肉を見せつけるようにいきまいていました。
スーパー銭湯で、○○○が太い男性がタオルをはずして、仁王立ちするように、自慢の大胸筋と、二の腕を見せつけていました。
あおり運転をしてきた車も、中古の古い型式の軽自動車だったため、
『どうせ、イカれたしゃばぞう(小心者)やろう』
と勝手に思いこんでいました。
ところが、出てきた運転手は、身長185cmくらいで、プロレスラーのようなゴリマッチョだったのです。
私が身長173cmだから、異常に大きく見えました。しかも、年も40くらいに見えたので、貫禄がありました。
『お~兄ちゃん、何か文句あるんか?』
と言われて、すでに縮み上がっていた私は、
『いいえ、別にありません。すいませんでした』
と、理不尽と思いながらも謝っていました。
『兄ちゃんも、相手を見て文句を言うんやったな』
と、屈辱的な言葉もはかれました。
しかし、この時は本当に恐かったのです。あのまま勢いよく、さらに文句を言ってたら、物理的なフルボッコにされたのは間違いありません。
このように、私のように車に乗ると、調子にのって気が大きくなる人が、多くなるのも車社会の特徴です。
昨今では、ドライブレコーダーのおかげで、あおり運転は激減しました。
前に入る車も、ハザードランプを点灯させる車も増えました。
しかし、男性ドライバーが大人しくなった反面、女性ドライバーのあおり運転を見る機会が増えました。
私が仕事で使っている10トン車は、バックモニターの精度がよく、後ろに止まっているドライバーが鼻くそをほじっているのまで確認できます。
残念なのは、無茶苦茶に美人な女性が、顔を歪めながら鼻くそをほじっているところです。
本人もモニターで見られていると自覚してないから、ブチャイクになっている自分を見られているとは夢にも思っていないのでしょう。
それくらい精度がいいというお話です。
国道を社内制限速度の60キロ以内で走っていると、時おり、乗用車がベッタリとはりついています。
抜けるチャンスをうかがいながら、虎視眈々とまっています。
そんな時に速度が50キロ程度で、天気が良ければ、モニターで顔を確認できる時があります。
最近、気になるのは女性の運転の荒さです。もちろん、ほとんどの人は丁寧な運転をしていますが、これも、社会不安に因果関係があるような気がしてなりません。
女性も家計を支えるため、家事、育児をしながらパートをしています。
当然、ゆっくりする時間は少なくなります。
すると、移動時間でその時間を補おうと考えるのは、自然な発想です。
しかし、事故を起こすと本末転倒する結果になります。当事者とのやりとり、保険会社とのやりとりで、1ヶ月近く面倒なことに時間を奪われます。
急ぎたくなる気持ちは理解できますが、その行動が不利益にならないかということを考えてもらいたいものです。
『運転論 あおり運転対処法』はアマゾンや楽天でも売ってますので、ご興味を持たれた方は、ご覧になってください。
最後は完全な宣伝になって申し訳ありません。
この本には、飲酒運転が減らない理由や高齢者事故対策も記述しています。
