【車椅子で観る舞台】私を探さないで 愛知公演
初めて「東海市芸術劇場」に行きました。
とても大きく美しく、見応えのある劇場でした。
その劇場の大ホールで「私を探さないで」という舞台を観てきました。
車椅子で鑑賞するというスタイル
車椅子で出かける私にとって「車椅子のままで」鑑賞できるということは重要です。
豊橋市に来てから、PLATという芸術劇場で開催される色々な公演を車椅子のまま観てきました。
でも、どれだけ経験を積んでも、会場によって、または主催者によって車椅子エリアの予約方法が違うので経験は他で役に立ちません。
ですが、もしもこの記事を【車椅子で観る舞台】で検索ヒットされた方のために、今回のチケット入手の手順を書いておきたいと思います。
車椅子席チケット入手の手順
①会場に電話で問い合わせる
過去に何度かの経験から、まずは会場に電話するのが手順としてはスムーズに事が運ぶと学びました。今回の東海市芸術劇場も電話をして正解でした。
②チケットを入手する
(ここからは、電話問い合わせの結果に従い行動します。)
チケットぴあで一般席の発売日に席を取ります。
この公演は人気で開始後10分後に取れた席は2階席の中央6列目でした。
介助者となる夫のチケットと合わせて2枚、2階席に取りました。
③会場に電話する
チケットが取れたら、再度電話をするように指示受けていました。
ここで、チケットの確認を受けて東海市芸術劇場宛てに一枚だけチケットを送付します。
そのチケットを「車椅子席」のチケットに交換して自宅に返送してくれました。
①、②、③、の手順を踏み9月にはチケットが揃いました。
夫の席は2階席、私の車椅子席は1階でした。
当日まで車椅子席の隣の席が空いていれば並んで座れるが、確約ではないとのことでした。
ちょっと不安です。
会場に行ってみて、こう案内された理由がわかりました。
当日の流れ
車椅子マークの駐車場は予約不可で先着順とのことでしたので
開場時間の1時間半前に到着し、駐車できました。
4台分のスペースがありましたが最後の1台でした(;'∀')
①入場は他の観覧者と同じ時間に列に並んでOK
会場によっては、開場の30分前に来るように言われたりもします。
②ゲートを通過後からスタッフの誘導あり
チケット確認ゲートを通過したところからスタッフに誘導されて車椅子席に移動しました。
③車椅子のまま観られるスペースは左右に4台分づつ
私が一人目の車椅子利用者でした。下手の1台分を確保したあとに、スタッフさんが簡易椅子を車椅子の隣に設置してくださいました。
そこが介助者の席になります。が、車椅子利用者が予約なしで当日に現れた場合移動の必要があり、その場合は2階の席に移動になる。とのことでした。
開場から開演までの30分間に車椅子利用者の方がお一人入場されましたが私たちの居る下手ではなく上手側に配置されました。
結果、その後に車椅子で入場される方はいらっしゃることがなく、私たち夫婦は並んで観劇することが実現しました。
2階席の6列目に行って観ていないため、想像での話ですが、2階席最後部席からでも舞台の全体が見渡せてまた違った良さがあったかもしれません。
とはいえ・・・

青●がチケット確保出来ていた席
でも、やはり10列目で観られたということはとても有難かったなぁと思います。

舞台を観ての感想
今回、東海市芸術劇場での舞台に行きたいと思った動機は不純です。
「小泉今日子さんと河合優美さんを生で観てみたい」
こんな気持ちでした。
チケットが取れたらラッキーだなぁくらいの気持ち。
実際観に行って、
河合優実さんの立ち姿の美しさと
小泉今日子さんの年齢を重ねた美しさはもちろんのこと俳優の皆様からの熱量を直に感じました。
思ったことは「やっぱり生の演技って凄いパワーをもらえるなぁ」ということです。
千秋楽までまだ数回の公演がありますので、ストーリーについての感想はさけますが言葉の持つ意味、嘘と誠の境界線、を考えさせられる舞台でした。
舞台を観る世代についての感想
私は専業主婦になり、豊橋という土地に来て、とよはし芸術劇場PLATの会員になって(夫が)チケットを確保しやすくなって、演劇というものをこれまでよりも回数観られるようになりました。
子どもの頃、母が舞台を観るのが好きだったようで年に1~2回程度、子供も楽しめるミュージカルに連れて行ってくれていました。
30代の頃は劇団四季に連れて行ってくれる友達がいました。
40代の頃に大阪のお友達の娘さんが入団されたのがきっかけになり、宝塚まで観に行ったこともあります。
でも、全く観ない年もあったりもしました。
今、毎月何かの舞台を観させていただけるようになって毎回行く度に感じ、気になることは「若者がいない」ということです。
私の娘や息子は舞台に興味がありそうです。
なんとなく行きたいようなことを言っていたような気もします。
どうして、二人を連れて行けないのか考えてみるとやはり、そこにはハードルがあるように感じます。
数か月前にスタートするチケット販売、その発売日に購入サイトにアクセスできるかどうか、2枚以上連番のチケットを購入するとなると結局買えなかった、ということにもなりかねないので、2枚づつ購入するとやはり2回目のアクセスには売り切れてしまっていたりします。
複数枚の購入が難関であるということと、やはり「観たい」という気持ちの強さを感じないとこちらも不安だったりします。
当日に確実に観に行くことが条件になる生の舞台。
私も体調によっては急に行けなくなる可能性があります。
そうすると、やはり我儘が言えるのは夫だけかなと思ってしまう。
私の事情はそんなところですが、若者の目線に立って考えてみるとどうでしょうか?
私が20代の頃に数か月先のチケットを取りに行く情熱は・・・なかったかもしれません。
30代40代の頃も仕事や子育てを理由に、自分で取りに行く情熱は持てなかったでしょう。
舞台を観る前に見回すと周りは同年代の人ばかり
シニア世代に入って、自分の「好き」に真正面から取り組めるようになったからこその時間なのかもしれないと、周りを見回しても感じるのです。
と同時に、もっと若い頃から時間を作って劇場に足を運んでも良かったのかもしれないとも思うのです。

名古屋めし
