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syashin_sozai
自らの手で#毎週ショートショートnote【トイレットペーパードライバー】
「なんだてめえ、一人ででかくなったような口をきくな」
「俺は親父みたいに車転がして一生生きてくなんて嫌なんだよ」
「俺が毎日配達してるから生きてこれたんだろうが!」
息子は父の言葉を背で受けながら家を出て行った。
父親は酒を一気に煽ってコップを投げつけた。
☆☆☆
明日までにトイレットペーパーを目的地に届けねば暴動が起きます。
あなたしか頼れる人はいません。
よし、俺に任せろ。
彼は不眠不休でトラックを走らせる。
そして見事に仕事をやり終えた。ペーパーを片手にありがとうと手を振る皆に頭を下げながら彼は車を再び走らせた。
ん?トイレに行きたい…
彼はインターのトイレに駆け込み用を足すが見るとトイレットペーパーがないではないか。
なんということだ…
彼は自分の手で尻を拭き、便器の中で手を洗った。
トイレットペーパードライバーをなめんじゃねえぞ。
俺はこの手で道を切り拓いてきたんだ!
ふと我に返る父。ベッドの上に強烈な臭気。
あ…夢か。誰か~紙くれ。
(本文410文字 字下げ空白除く)
お食事中の方、申し訳ありませんでした。ありますよね~、つい夢でウ〇チしちゃうこと… ないわ!! 危機一髪だったことはあるけど…
